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よしなしごとども 書きつくるなり
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大みそかでございます。

今年はどんな年だったかなぁ。
母が亡くなったことが一番の出来事でしたが、それ以外だとダンナの単身赴任、株を始めた、あたりが重大ニュースかな。

来年こそは穏やかで、健やかで、平和な一年になるといいなぁ。
娘が高3になるので、なかなか難しいかもしれませんが。

ココをご覧のみなさまにも良き年が訪れますように。


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今年ももうすぐ終わりなので、読書を振り返ってみます。
感想を書く暇もなかった本もありましたが、全部でちょうど10冊しか読んでなかった……月に1冊も読めてないのかと思うと、絶句ですな。

「3652」伊坂幸太郎
「老年の品格」三浦朱門
「にょにょっ記」穂村弘
「何者」浅井リョウ
「掏摸」中村文則
「日本文学100年の名作 第1巻 夢見る部屋」
「あるキング」伊坂幸太郎
「満願」米澤穂信
「ギンイロノウタ」村田沙耶香
「その女アレックス」ピエール・ルメートル

「満願」が良かったなぁ。
それぞれの短編が甲乙つけがたいほど面白かった。

「その女アレックス」もドキドキしながら読んだっけ。
ちょうど今、同じ筆者が書いた「天国でまた会おう」を読んでいるのですが、こっちも負けず劣らず面白いです。
面白すぎて(寝る前にいつも読書するのですが)、怖い夢を見まくり。
こんなに感受性豊かなアテクシ、夜の読書はやめておいたほうがいいかもー。

あと、意外に「?」だったのが伊坂幸太郎の「3652」。
エッセイなのですが、いまいちでした。
ご本人もエッセイには自信がないようなことを書かれていますが、ほんとそれ。
だいたい本文の下に、後出しの補足の文章を入れるなんてダメじゃね?
どっちから読もうかと、目が泳ぐわ。
しかも (笑) ←これ、これを自分の文章に入れる作家さんて、どうしたの!? って思います。
(笑)を文章化するのが仕事じゃないの? って。

さてさて。
来年も良い本と出会えますように。

土曜日は今年最後のいけばなでした。
花材は、喪中なので正月っぽいものではなく、クリスマスっぽいものにしてもらいました。

稽古が終わって帰るとき、先生にヅラ、もといヘアピースの話をしました。
先生は驚いた様子で
「え!? そうなの? 全然分からなかったわー。すっごく自然よ!」
と仰っていました。

そこから髪の話になり、先生も3ヶ月に2回のペースでパーマ、カラーをしているそう。
ずっと同じところに行き続けないと悪い気がして、同じ美容室へ行っているという先生。
でも担当だった人が独立したので、そちらへ行ってみたそう。

「そしたらカラー液が合わなかったみたいで、おでこがぴりぴりしちゃって」
「あら、それは大変でしたね」
「ほんっとに悩みのタネだわぁ。Kさん(←私)はどこの美容室?」
「私はC美容室です」
「え!? じゃあSさんと一緒だわ……そこ、良いの?」
「はい、カラーは香草カラーというもので、地肌に優しいものだそうです」
「(先生、メモをとりながら)へぇぇ。ちょっと考えてみるわ」。

私も3週間に一度染めています、30代のはじめごろからずっとです、総白髪の家系でイヤになります、と言うと、またまた先生は驚いた様子で
「えー!? 全然分からなかった! マメに染めているからだわね」。

最近では量も減って、毛が細くなって……と意気投合。

つか先生は70代、意気投合してもいとかなし、だわ。
とほほ。


土曜日、母の一周忌法要を済ませました。
命日は来月ですが、1月に法事はあまりやらないほうがいいらしく、といって遅れてはいけないので今月することにしました。
弟が施主で、親族9人でこぢんまりと。

はじめにお寺で法要、そのあと近くの葬祭場でお斎(会食)、という流れ。
私も弟もなーんも分からないので、ググっていろいろ決めました。
特にトラブルもなく、つつがなく出来たのでほっとしました。
これで一区切りですな。

あの頃……感じたことを、思い切って書いてみる。


先日、いけばなの稽古に行ったときのことです。
話の流れで、ウチの隣の佐藤氏(仮名)が亡くなったことを先生に言いました。
(この記事)

奥様が残されたのですが、前はある楽器の教室を開いていた……と言うと先生が
「え!? それ、何て人!?」
「佐藤さんです」
「え!? 私、知ってる人だわ!」。

先生の話をまとめると、
・地域の文化連合のようなものがあり、佐藤氏の奥さんが、ある楽器の役員だった
・先生はいけばなの役員として、文化連合の総会に出席した
・佐藤氏の奥さんが来るかと思ったら、佐藤氏が来た(亡くなる数ヶ月前)
・軽食などあったが、佐藤氏はマスクを外すことが無かった
・先生は「何しに来たのかしら?」と不思議だった
・周囲の口さがないオバサマたちの噂によると、佐藤氏が何でもしゃしゃり出て来て、奥さんは滅多に姿を現さないらしい

しかも、佐藤氏はウチと同時期に今の場所に引っ越して来たのですが、以前住んでいた所でも奥さんが楽器教室を開いていたそうで。
先生がさらに言うには
「お花の先生の田中さん(仮名)、ご近所だったんですって。それで窓なんかぱ~っと開けっ放しで楽器を弾いてるから、どうにかなりませんか? って佐藤さんに言ったら、イヤならアンタが引っ越せ、って言われたんですってよ」。

う、うわぁ。
終始一貫して佐藤氏が変人だったということが分かった瞬間でした。


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