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よしなしごとども 書きつくるなり
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Amazon Primeでみました。
主演は役所広司。
殺人罪で13年の刑に服していた三上(役所広司)。出所はしたものの、社会はすっかり変わっていて職探しもままならない。生活保護の受給からなんとか脱しようと彼はもがくが……。

三上は幼いころ母親に捨てられて養護施設で育ちます。
短気な性格もあってやくざ稼業で生きてゆくしかありませんでした。
でも根は優しくて、弱い者いじめや曲がったことが嫌いな性格なのです。
チンピラに絡まれている人あらば、ついしゃしゃって行ってチンピラを狂ったように殴打してしまう。
テンションMAXでチンピラをやっつけて、血だらけの笑顔を見せたとき、あぁ……とため息がでましたね。
ムショ暮らしとなった殺人も過剰な正当防衛でしたから、やるかやられるかの瞬間になると興奮を抑えることがまるっと出来なくなる人なのですな。

しかし周囲の人たちの援助もあって、少しずつ真っ当な人生を送れるようになる三上。
介護施設で働いていたとき、職員同士のいじめを見てしまったシーンではドキドキしました。
見て見ぬふりって果たして良いこと? 悪いこと? って問題提起でもあったような気がします。

それからやくざの親分と再会するシーン。
社会に拒絶されても、親分のもとへ帰れば歓待してくれるし、いたわってくれる。
やっぱりこっち側に戻ろっかなーって、そりゃあ思ってしまいますわね。

どこか憎めない三上を、役所広司さんがうまぁく演じていたと思います。
狭いアパートで、でも身ぎれいに生活してて、大きな体を丸めるようにして本を読むシーンなんてもう子どものまんま大人になっちゃったんだね……と泣けてきました。
ラストはむむむ、でしたが見てよかったです。
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Amazon Primeで観ました。

オットー(トム・ハンクス)は偏屈で頑固な老人で、近所を巡回してはルールを守らない人に文句を言う毎日。
そんなある日、家の向かい側に陽気な一家が引っ越してくる。
特に奥様であるマリソルは、何かとオットーに話しかけてはうるさがられる。

実はオットーは最愛の妻を亡くし、生きる意味を見いだせずに絶望していたのだ。
ひそかに自殺しようとするも、そのたび邪魔が入り……。

号泣ものの映画、という触れ込みを某所でみて、涙活! とばかりに観てみましたが、それほどでもなかったかな。
ラストは感動したけど、オットーがあまりにも頑固ジジイで、挨拶さえ返さないんだもの。
ウチの隣に住んでいた頑固ジジイを思い出しちゃって、勝手に不愉快になってしまいました。

あと、マリソルのことをアホだと思っていたのに、途中でそうではないことがわかったときのオットーの反応が疑問でした。
え、何、学歴で判断するの? 人間的におバカさんだと思って見下していたんじゃなかったの? と疑問でした。

ちうわけでプライム会員も抜けたので、映画も観れなくなりました。
あ、レオナルド・ディカプリオの「インセプション」も観たんだった……夢の中の夢、の中のぉ 夢の中へ夢の中へ~行ってみたいと思いませんか~
って歌い出すほど訳わからんかったです。

Amazon Primeで観ました。

50代の大学教授クレール(ジュリエット・ビノシュ)は、若い男性と付き合っていたが破局する。
その後、彼女はFacebookで24歳のクララになりすまし、元彼の友だちであるアレックス(フランソワ・シビル)に接近する。
2人はSNS内で会話を重ねるうちに、恋に落ちてしまうが……。

見終わって複雑な気持ちになる映画でした。
ジュリエット・ビノシュはとても美人なのに、年下の彼にフラれたことで自分の老いを過剰に意識することとなります。
意地でも若い男を落としてやる! という熱意が周りの人間を傷つけるのですね。
子どももいるのに、お世話がおろそかになったり。
一番の被害者はもちろんアレックスです。
会いたいと懇願するさまが、んもういじらしくて。
たたずまいもまるで子犬みたいで可愛くて、知らない俳優さんでしたが眼福でした。

しかしフランスとかでは大人の女性は成熟していて憧れの対象、というイメージがありましたが。
日本のような若さ至上主義? も実はあるのかな。
ジュリエット・ビノシュがシミがー、しわがーと自分を卑下するたびに、そんなに美しくてもダメ? と驚きました。
もうちょっとブサな女優だったら説得力があったかな。

何も考えたくないときは映画だよね。
Amazon Primeで観ました。

マーティン・ハリス博士は学会に出席するために、妻のリズとともにベルリンへやってきた。
ホテル到着時に忘れ物に気付き、ひとり空港へ引き返す。
しかし乗ったタクシーが事故に遭い、負傷したマーティンは昏睡状態となる。
数日後、目覚めた彼は妻の元へ駆けつけるが、妻は彼を「知らない」と言うのだった……。

あまり期待してなかったけど、意外と面白かったです。
外国で、身分を証明するものが一切なくて、妻までもが「あんた誰?」ってなったら冷静ではいられないよね。
そのパニックになりそうな感じを主人公がうまく演じていたと思います。

これは誰かの策略か!? となってからも、状況が二転三転してドキドキさせられました。
まぁちょっと人が殺されすぎではあったけど。
(以下、ちょいとネタバレ)










そして一連のボーンなんちゃらのマット・デイモンの顔がチラチラしたよね。
あ、あっちはこうだったけど、こっちではこうなのね、って。

Amazon Primeで観ました。

超高齢化社会となった日本では、75歳以上になると自ら死を選べる制度があった。
夫との死別後、一人慎ましやかに暮らしていたミチ(倍賞千恵子)。
仕事を解雇されて職探しをするが、78歳という年齢では働き口が見つからない。
ついにPLAN 75に申し込みをするが……。

悲しい映画でした。
倍賞千恵子さん、あんなに美しくてはつらつとしていたのに……という悲しさが一番にきましたね。
痩せ型の人って、老いると同じような顔になるんかな、なんか私の亡き母に似ていました。

ミチさんは仕事を真面目にこなして、こぎれいに暮らしていました(そこも母と一緒だわ)。
それなのに役所では「生活保護を申請しては?」とか言われるし、PLAN75のCMが延々と流れているし、もう死ねって言われているみたいでした。

いっぽう岡部(磯村勇斗)は、役所の窓口担当者。
老人が申請に来たら淡々と業務をこなしていましたが、叔父が申請にきて迷いが出るんですね。
久々に再会した叔父が死を選ぼうとしている……この制度ってどうなのかな……という迷い。

いろいろな立場からの視点が興味深かったです。
そして自分ならどうかな? ってやはり考えてしまいました。
病に苦しむくらいなら、薬で眠るように死ぬのはぜんぜん有りだな、と思ったり。
お日柄がいい日に死ぬことも出来るんだな、と思ったり(いつだよ、それは)。
あれ? けっこういいな、と思ってしまいましたです。

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