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映画「私の知らないわたしの素顔」

Amazon Primeで観ました。

50代の大学教授クレール(ジュリエット・ビノシュ)は、若い男性と付き合っていたが破局する。
その後、彼女はFacebookで24歳のクララになりすまし、元彼の友だちであるアレックス(フランソワ・シビル)に接近する。
2人はSNS内で会話を重ねるうちに、恋に落ちてしまうが……。

見終わって複雑な気持ちになる映画でした。
ジュリエット・ビノシュはとても美人なのに、年下の彼にフラれたことで自分の老いを過剰に意識することとなります。
意地でも若い男を落としてやる! という熱意が周りの人間を傷つけるのですね。
子どももいるのに、お世話がおろそかになったり。
一番の被害者はもちろんアレックスです。
会いたいと懇願するさまが、んもういじらしくて。
たたずまいもまるで子犬みたいで可愛くて、知らない俳優さんでしたが眼福でした。

しかしフランスとかでは大人の女性は成熟していて憧れの対象、というイメージがありましたが。
日本のような若さ至上主義? も実はあるのかな。
ジュリエット・ビノシュがシミがー、しわがーと自分を卑下するたびに、そんなに美しくてもダメ? と驚きました。
もうちょっとブサな女優だったら説得力があったかな。

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映画「アンノウン」

何も考えたくないときは映画だよね。
Amazon Primeで観ました。

マーティン・ハリス博士は学会に出席するために、妻のリズとともにベルリンへやってきた。
ホテル到着時に忘れ物に気付き、ひとり空港へ引き返す。
しかし乗ったタクシーが事故に遭い、負傷したマーティンは昏睡状態となる。
数日後、目覚めた彼は妻の元へ駆けつけるが、妻は彼を「知らない」と言うのだった……。

あまり期待してなかったけど、意外と面白かったです。
外国で、身分を証明するものが一切なくて、妻までもが「あんた誰?」ってなったら冷静ではいられないよね。
そのパニックになりそうな感じを主人公がうまく演じていたと思います。

これは誰かの策略か!? となってからも、状況が二転三転してドキドキさせられました。
まぁちょっと人が殺されすぎではあったけど。
(以下、ちょいとネタバレ)










そして一連のボーンなんちゃらのマット・デイモンの顔がチラチラしたよね。
あ、あっちはこうだったけど、こっちではこうなのね、って。

映画「PLAN 75」

Amazon Primeで観ました。

超高齢化社会となった日本では、75歳以上になると自ら死を選べる制度があった。
夫との死別後、一人慎ましやかに暮らしていたミチ(倍賞千恵子)。
仕事を解雇されて職探しをするが、78歳という年齢では働き口が見つからない。
ついにPLAN 75に申し込みをするが……。

悲しい映画でした。
倍賞千恵子さん、あんなに美しくてはつらつとしていたのに……という悲しさが一番にきましたね。
痩せ型の人って、老いると同じような顔になるんかな、なんか私の亡き母に似ていました。

ミチさんは仕事を真面目にこなして、こぎれいに暮らしていました(そこも母と一緒だわ)。
それなのに役所では「生活保護を申請しては?」とか言われるし、PLAN75のCMが延々と流れているし、もう死ねって言われているみたいでした。

いっぽう岡部(磯村勇斗)は、役所の窓口担当者。
老人が申請に来たら淡々と業務をこなしていましたが、叔父が申請にきて迷いが出るんですね。
久々に再会した叔父が死を選ぼうとしている……この制度ってどうなのかな……という迷い。

いろいろな立場からの視点が興味深かったです。
そして自分ならどうかな? ってやはり考えてしまいました。
病に苦しむくらいなら、薬で眠るように死ぬのはぜんぜん有りだな、と思ったり。
お日柄がいい日に死ぬことも出来るんだな、と思ったり(いつだよ、それは)。
あれ? けっこういいな、と思ってしまいましたです。

映画「ジュディ 虹の彼方に」

Amazon Primeで観ました。

ジュディ・ガーランドは、子役からデビューして華々しく活躍したが、晩年はドサ回りの日々であった。
借金も膨らみ、子どもとも一緒に暮らせないほど落ちぶれていた。
起死回生を狙ってロンドン公演を計画するが……というストーリー。
主演のレニー・ゼルウィガーがうまかったですね。
歌もすんごい迫力で、オスカー受賞もうなずけましたわ。

しっかし昔のハリウッドってのは恐ろしいところだったのですね。
先日観たブラッド・ピットの映画でも何かってーとドラッグでしたからね。
ジュディも疲労を訴えたら渡されるのは眠くなくなる錠剤だけ。
それから徹底的なダイエット。つらそうでした。
役者を商品としてしか見てないんだよね。

こういう太くて短い人生ってどうなんでしょうね。
デビューの直前、プロデューサー?に平凡な女の幸せを取るか、大スターの座を取るか、って言われるシーンがありました。
前者もそれなりに幸せかもしれないが、大海の中の1滴の水に過ぎない(意訳)って言われるの、うーむって唸ったね。
たとえ40代で死ぬってわかってたとしても後者を選ぶなぁ、私も。
そんでもって、2周目では絶対ドラッグには手を出さないぜ←なんか話が混ざってる

映画「バビロン」

映画館で観てきました。

20年代のハリウッド。
サイレント映画の大スターであるジャック(ブラッド・ピット)は、豪華絢爛なパーティーを開いては乱痴気騒ぎをしていた。
ある晩、業界で働くことを夢見るマニー(ディエゴ・カルバ)は、ジャックのパーティーに象を届ける。
そこへやってきたのが野心のかたまり、ネリー(マーゴット・ロビー)。彼女は大胆にも屋敷に侵入し、見事に映画出演を勝ち取る。
マニーはそんな彼女に好意を寄せる。
しかし映画はサイレントからトーキーへと移り変わっていく時代、3人は残酷な運命に翻弄され……。

3時間超えの大作でしたが、飽きずに、トイレにも行かずに観ることができました。
ネリー役の女優がうまかったです。
泣く演技を何度もふられて、それでも次々と要求に応えるさまは爽快でした。
けどトーキーになって、声がカエルみたいって陰口言われたりしてカワイソスだったし、ギョーカイに使い捨てされた女優って設定もしかり、でした。

ブラッド様も、無敵のキングだったのが、クソ映画(って本人が言うのよ)にしか出演できずプライドズタズタにされる設定がつらかったです。
時代に求められるって大事ね……もう呂律があやしいのに芸能界にしがみついているタレントさんはこの映画は見たくないだろうなぁ。

しかし当時ってこんな感じだったんですかね。
撮影でのケガ(時には死)、ドラッグ、乱交は当たり前。
いやぁ映画って本当に怖いモノですね←この言い回しにピンときたら同年代

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