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映画「素晴らしき哉、人生!」

Amazonで観ました。
何かとツキのない人生を送ってきたジョージ。それでもクサらず生きてきた。
がしかし、クリスマスの夜に大事件が起き、さすがのジョージも自暴自棄になり自殺しようとするが……。

古いモノクロ映画でしたが、すっごく面白かった!
こういう素直な映画は良いやねぇ。
ジョージのもとに2級天使が現れて、ジョージが生まれなかった世界を見せるという展開も良かった。
溺れかけた弟を助けたけど、ジョージがいないから弟は幼くして亡くなった。
調剤を間違えた薬屋さんを助けたことがあったけど、ジョージがいないから間違った薬を飲んだ人が亡くなった。
美しい妻を娶り可愛い子どもも4人生まれたけど、ジョージがいないから妻となる女性はずっと独身だった……etc etc
つまらない人生とジョージは思っていたけど、人は人に生かされている、死んでいい人なんていないよって話だ、うん。
しかし。
私は思ったよ、ジョージは本当に善人でいいことばっかりしてきたから蜘蛛の糸がするすると降りてきたけれど(それはまた別の話)、私が生まれなかった世界を見せられても失望して終わりだよ、って。

それは置いておいて。
















泣いたわ。
お金を紛失したことを知った街の人々が、持ち寄ったお金をジョージに寄付するシーン。
良かったよぉ。良かったねぇ。

しかしこの時代の主演って全部ジェームズ・スチュワートじゃね?
かっこよくて演技も上手いけど、みなさん飽きなかったのかしら。

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映画「女神の見えざる手」

Amazonで観ました。
美貌と実力を兼ね備えたロビイストのエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)。彼女は銃規制に反対する大企業から、銃規制に賛成する小さなロビー会社へと転職する。議会で銃を規制する法案を通すために、彼女と同僚たちはあの手この手で票を獲得するために奔走する。
大胆で非情なスローンのやりかたに各方面から非難を浴びるが、彼女の信念は揺らぐことはなく……。










どんでん返しといえばこの映画! というランキングであちこちでランクインしていたので観てみました。
すごく面白かったので観て良かったけど、そこまでのもんか? という気持ち。
どんでん返されるってことは、一度窮地に陥ってラストは……ってことだよなぁ、やっぱりなぁって。
その手段は「おお!」って思ったけどさ。

ロビイストって職業が馴染みがないせいか、スローンがどうしてここまで熱くなれるのかがよくわかりませんでした。
薬で睡眠時間を削って、あちこちに敵を作って、気晴らしは男娼を買うことってあなた。
スローンの独善的な言動は、スカッとする部分と引いちゃう部分があったかな。

そして誰も彼も私利私欲なんだなーと改めて思いました。
何のために銃を規制するのかしないのか。そこがすっぽり抜け落ちて、どちらが自分の立場に有利に働くのか、だけ。
ひるがえって日本の政治家だって裏で言っていることを全部バラされても平気な人っているかな? いて欲しいけどね。

映画「佐々木、イン、マイマイン」

Amazonで観ました。
役者を目指して上京した悠二だが、ちっとも芽が出ず同棲相手のユキには愛想を尽かされる。
そんな時、彼は高校時代のことを思い出す。いつもつるんでいた3人、特に佐々木は面白いヤツで全裸になって教室で踊りまくっていたっけ。
その後悠二は佐々木と再会するが、彼の危うい生き方に自身の中途半端さが相まって複雑な気持ちを抱き……。

うーん、これは感想を書きづらい。
主人公は悠二かな? 佐々木の存在感が大きいけど。
高校時代の佐々木の境遇が不遇すぎて見ていてつらかったな。
母親は家出してて父親はたまにしか帰宅せず、家の中は汚部屋。そこにムサい男子高校生4人が居るもんだから、んもう画面からゴミと汗のニオイがしそう。
佐々木のひょうきんな言動も全部カラ元気というか、ふとした瞬間に見せる悲しげな目が、濡れそぼった犬のそれなんですわ。
大人になって再会した佐々木もパチプロ? って本人は言ってるけど、日々ギリギリなんだろうなぁって分かるのです。
最悪な親の元に生まれ、何の才能もなく、ただ時間が過ぎていくのを待っているような人生。刑務所に入りたくてやりました、にならなくて良かったけどさ、どうしろって言うんだよ、まったく。
とくらーい気持ちになる映画でした。

映画「バイス」

Amazonで観たのですが、ダンナが「オレ、それ前に観た。1人で観るとは思えないんだけど観てないの?」って言うんですよ。
えええ? そう言われると自信がない……でも途中まで観てもピンと来ない……どっち? どっち? 頼りにしているココにも書いてないし……と思いながら最後まで観ました。

ノンフィクションものでして、アメリカのチェイニー副大統領の話です。
政界でうまぁく立ち回って、あれよあれよという間にブッシュ大統領のときに副大統領になった人なんですね。
ブッシュ大統領をパパブッシュのダメ長男として辛辣に描いているし、パウエル長官が国連演説をすんごく嫌がっていたこととかも出てくるし。
ここまで描いていいんかいって内容でした。

再見でも何でもいいよ、面白かったからさ。ふっ。

映画「すべてが変わった日」

Amazon Primeで観ました。

60年代のアメリカ。
ジョージ(ケビン・コスナー)とマーガレット(ダイアン・レイン)の息子が、落馬事故で亡くなる。
息子の妻ローナ(ケイリー・カーター)は事故から3年後、幼い息子を連れて再婚する。
しかし再婚相手のドニーは粗暴な男で、彼がローナに暴力を振るう瞬間を、マーガレットは偶然目撃してしまう。
ローナとその息子を助けようと、ジョージとマーガレットは引越し先を訪ねるが……。

その引越し先ではドニーの母親ブランチが一家を仕切っていたわけですが、すんごいBBAなんですね、これが。
顔は美しくて真っ赤な口紅でキメてるのですが、息子たちも恐れおののく極悪人で、邪魔者は消せ! という信念をお持ちなの。
だからジョージ夫妻が嫁さんと孫を奪いに来たとなったら、まるで魔女か女豹のように牙を剥くのであります。
手斧でジョージの……ああああああ、もう怖いっ。

ジョージとマーガレットの夫婦愛も見ものです。
妻は向こう見ずで突っ走るタイプなのですが、夫が冷静に判断して、でも最後は妻の手助けをする。
まぁ結末がアレなので夫婦愛もアレなのですが、若い頃から観てきた俳優2人の仲睦まじい老夫婦っぷりが素敵でした。

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