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映画「殿、利息でござる」

TSUTAYAオンラインで見ました。
時は江戸時代、とある宿場町が舞台。町は「伝馬役」を課せられ、その費用捻出のために貧しい暮らしを強いられていました。
そこで思いついた作戦が「お殿様にお金を貸して利息をもらおう」というもの。
その貸付金を集めるため、阿部サダヲらが奔走する物語。

殿様から利息なんて取ることが出来るか否か? の映画でした。
タイトルは、この映画の結論だったのですな。
で、面白かったといえば面白かったのですが、なんつーか「でしょうね」の連続でした。
山崎努の本性とか、殿様である羽生ゆずちゃんの設定とか、ぜんぶが「でしょうね」って感じ。
意外性はないけど、楽しく見られる映画でした。
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木曜日から4連休だったのに、特別なことは何もなく。
あ、ダンナが帰ってきたので、
「この家では私の誕生日に誰ひとりおめでとうの言葉さえ言ってはくれなかった。私という存在は何の価値もないのだと逆に反省させられた」
という意味のことをさらっと言ったら「ちーん」なってました。
心底忘れていたらしい。
とても忘れられそうにない日付だけに「ほんとかいな」という疑いがいや増すのであった。


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映画「野いちご」

NHK-BSで放送していたので見ました。
古いモノクロ映画ですが、なかなか面白かったです。

老医師が、何かの表彰を受けるために車で移動することになる。道中、彼は自分の若かりし頃のことをそぞろに思い出すのだった……。

老医師の独白から映画は始まるのですが、人付き合いなんてうんざりだ、仕事は頑張ったけどね、なんて宣言しちゃうんですわ。
偏屈で気難しい彼の孤独を、映画はどんどんあからさまにしていきます。
車には、息子の嫁が同乗していたのですが、
「義父さんってエゴイストだよね~」
風味なことをさらっと言われてしまうし。
立ち寄った屋敷では、自分の弟にフィアンセを奪われる、なすすべもないオレ、なんて過去の映像が挟まれるし。
夢かうつつか判然としないのだけど。
それから実母の家にも立ち寄って、かなりの高齢、でも元気な実母にも会うのですが、これがまた皮肉屋、毒舌な女性でして。
この母にしてこの子ありだわ、って思わせたいんでしょう。

でもね。
この老医師、そんなに悪い人なのか? と思いました。
他者に無関心で、そこそこ冷たい人間ではあるけれど、誰からも見放されるほどワルじゃないと思うんだけどなぁ。
寂しさゆえ彼は改心しました、次第に周りに気を遣うようになりました、が主題だとしたら、あまりにも単純だよね。

偏屈BBAになりつつある私、この映画から何か教訓を得なければならないのであろーか?


映画「スポットライト 世紀のスクープ」

昨日から4連休。
天気も悪いしやることもない、ってんで映画ですよ。

auを長く使っている人に特典あげるね映画1本タダでどーぞキャンペーンでもって見ました。
これはアカデミー賞の作品賞を取りましたね。
「マネーショート」も候補作だったから、こっちかよ!(見てもないくせに) と思った思い出。

主役はアメリカはボストンの地方新聞の記者たち。
カトリック教会の神父による、少年への性的虐待事件を大々的に報じるまでのエピソードが描かれています。
実話だそうですが、信じられないくらい関係者たちがゲスの極み、ゲスの極みって言葉、こういうときこそ使いたい。

たとえば記者が加害者と目される神父の一人に会いに行くシーン。
ちょっとしたいたずらだよ、性的快楽は無かったんだよ、そこが大事~なんてしれーっと言うのです。
もう聞いてるだけで反吐が出そう。
しかも教会の上の人たちも知っていながら知らんぷり、大量の加害者(そして被害者)がいるのに事件をもみ消すだけだった。
告発する人はいなかったの? やっぱり宗教家ってそういうひとだらけ? ってどうしても思っちゃうよね。
記者たちと一緒に呆れて、憤って、ぜったい成敗してくれる! と思った2時間でした。

余談ですが。
これ、家のPCで見たのですが、数分おきにタスクバーていうの? 見た時間などが表示されて鬱陶しいったらありゃしない。
消す方法はあったのかな。
画面は小さいし、ときどき一時停止するしでテレビで見るよりかなり見づらかったです。


映画「リリーのすべて」

ブラッド様の映画「白い帽子の女」が県内での上映が無いと知り、ショックを受けている今日この頃。
ネット配信で映画「リリーのすべて」を見ました。

1920年代のデンマーク。どちらも画家の夫婦アイナー(夫)とゲルダ(妻)。ふとしたアクシデントがきっかけで女装する羽目に陥ったアイナーだが、実は彼は性同一性障害で、心は女性「リリー」だったのだ。

うーん、これは難しい。
どうしても妻の立場で考えてしまいます。
もしも夫がアイナーのようなことになったら……私は到底受容できません。
病気なのだ、本人が一番苦しいのだと言われても、これはもう生理的に無理、思考停止してしまいます。
それを知らずに結婚したわけだから、離婚する理由としては十分、きっとそうするだろうなぁ。
でもゲルダは揺れながらも夫を理解しようとつとめ、力になろうとするのですね。
今から100年近くも前の世界で、それがどんなに大変だったか、想像すらできません。

でもってこの映画のずるいところは、アイナーがかなりの美人だってところ。
女装したとき、首こそIKKO風味ですが顔はほんとにキレイで化粧が映えていました。
性同一性障害で、しかも顔はTHE・男で髭ヅラで骨太、のほうがよりリアリティーが出たんじゃなかろうか。
何のリアルか不明ですが。


映画「レヴェナント 蘇えりし者」

ネット配信でみました。
レオ様渾身の演技、アカデミー賞も取りましたな。

ディカプリオは狩猟グループのガイドとしてアメリカ西部の原野を進行中、クマに襲われて瀕死の状態に。
彼の息子とグループのなかの二人がそばに残ります。
しかし二人のうちの一人、フィッツジェラルドは彼の息子を殺してディカプリオを置き去りにします。
復讐に燃えるディカプリオ、身体の自由はきかず、インディアンの追手も迫りくる……
そんなストーリーであります。

まず、自然が美しいのなんのって。
青みがかってみえる雪原、川、黒い森、地球にこんな手つかずの自然があるなんて。

そしてフィッツジェラルドのゲスっぷり。
最後の最後に言ったセリフが、もうほんとに地獄へ落ちろって感じでした。

全編血だらけで、特にクマに襲われるシーンは思わず目をつぶるようなグロさ、プーさんやリラックマは仮の姿なんだね。
でもって寒い場所なので、みんな顔しか出てなくて誰が誰やら。
まぁ普段から顔認証が下手なんですけど。

とりあえず、2時間半があっという間でした。
尺が長すぎというレビューもあるようですが、それは逆にびっくりだわ、どこも削れないもん(何様)

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