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映画「ラ・ラ・ランド」

TSUTAYAオンラインで観ました。
のっけからミュージカルですな。渋滞している道に停まっていた車から、人がわんさか降りてきて、歌い踊るのであります。
服の色が原色中心で、ひらひらと舞ってきれいでした。

いや、でも、私ったらミュージカルはあまりお好きじゃないのかも。
いや、でも、「シカゴ」とか「マイ・フェア・レディ」あたりは面白かったけどな。
やはり作品によるのか。

で、これですが、途中で飽きました。
女優役の女優が、才能あるのかないのか、ふわっとしたまま話が進むところが、まず引っ掛かりました。
彼女が、彼氏の選んだ道を全否定したところが、また「うへぁ」だったな。
きれいごと言ってんじゃないよ、彼の努力をまず褒めろ、とイラッとしましたね。
その彼氏@ピアノマンも、なんかいけ好かなかった、顔が好みじゃなかったなあ(どーでもいい

娘が先に観ておすすめされたのですが、私はおすすめできないです。


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映画「沈黙 サイレンス」

TSUTAYAオンラインで観ました。
原作は遠藤周作ですが、それを読んだんだもの、どんな映画かは想像できました。
けども、想像以上に考えさせられる映画でした。

時は江戸時代。先に布教のために日本に来ていた司祭・フェレイラが棄教したという話をうけて、さらに2人の司祭・ロドリゴとガルペが日本へと渡る。
2人は日本の信徒たち(隠れキリシタン)にかくまってもらうが、弾圧の厳しさにおののく。やがて2人は奉行に捕まってしまい……というあらすじ。

日本の役者たちが上手くて、見惚れてしまいました。
奉行のイッセー尾形。
人相が役にピッタリ、彼以外の誰がこれをやれると言うのか。ワルくて、賢くて、一筋縄ではいかない感じ、いいねぇ。
通辞(通訳)の浅野忠信。
仕事だから通訳するけど、そこには何の思いもありません。な感じが怖かった。
ちょんまげも似合っているし、スーッと切ったような目が、外国人から見たらザ・日本人なのではなかろうか。
キチジロー役の窪塚洋介。
弱くてずるくて、どうしようもない人間として描かれています。ロドリゴなんて彼の告解を、本当に嫌々聞いてましたから。
でも何度でも踏み絵をして、何度でも信仰を取り戻す彼こそ作品の肝だ、それが人間なんだ、という意見があるようで、なるほどなぁと思いました。

拷問のシーンもたくさんあって、どれも残酷なのですが、特に印象に残ったのは隠れキリシタンの3人が、海ではりつけにされるシーン。
だんだん波が高まってきて、ザバーンと顔が沈む、また出る、東映映画の出だしのところに人が立っているようなものですわ、すぐには死なないの、見ているほうが息苦しいって。

さて、この作品の主題はもちろん神の「沈黙」でしょうけど、映画では沈黙してないのであります。
原作も「神は沈黙してない」と言いたかったのに誤読されているそうです。
はて、どう自分が思ったのか、思い出せんとです。←きっと誤読してた
けっきょく、神は自分の中にあるとです。

ああもう、もっといろいろ思ったのに、言語化できない自分の能力に腹が立つ。
とにかく、絶賛おすすめしておきます。


映画「炎の人ゴッホ」

NHK-BSで放送したのを録画して見ました。
まさにタイトルどおりの、そして噂どおりの熱い人でした、ゴッホ。

主演のカーク・ダグラスや郵便配達の男性が、ゴッホの描いた絵にそっくりでリアリティーがありました。
耳を切るシーン、拳銃自殺をはかるシーンなども「来るぞ来るぞ」感満載で、ドキュメンタリーのよう。
有名な画家たちが次々に登場し、一緒に暮らしたゴーギャン(アンソニー・クイン)もいい演技しとるのぉ(上から)と思ったら、アカデミー助演男優賞でした。

ゴッホは天才ゆえの悩みも多く抱えていて、絵のことで頭がいっぱい、奥さんともうまくいかなくなるし、優しい弟ともいざこざが絶えないし。
全力疾走しては壁に激突してこっぱ微塵、そんな人生だったのですね。

で、映画で一番印象に残ったことは
「ゴッホ」の「ホ」は発音しない
ということです。
前にイッテQで出川イングリッシュが通じなくて、河北麻友子さんが「ヴァンゴーだよ、ホは要らない」と言っていたのを思い出しました。
本当だった、うん。


映画「白い帽子の女」

TSUTAYAオンラインで見ました。
70年代、南フランスのリゾート地を訪れたローランド(ブラッド・ピット)とその妻ヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー・ピット)。小説家であるローランドは、カフェに入り浸って執筆したり、酒を飲んだり。傷心ゆえ部屋に引きこもるヴァネッサに気を遣って、わざとそうしている。
そんなある日、2人が滞在するホテルの隣の部屋に、新婚カップルがやってくる。若さと活気にあふれるカップル。ヴァネッサは偶然見つけた部屋の穴から、隣の2人のことを覗き見するようになる……。

ブラピとアンジーが離婚を発表したころに公開された映画。
という目でみるせいか、2人のぎくしゃくしたやりとりがリアルです。
しっかしこの奥さん、面倒くさすぎ。
心に傷を負っているのはわかるけど、夫のせいじゃないのにいつも不機嫌、嫌みったらしいことしか言わないし。

2人の関係性を表す映像として、アンジーがレンズ面を下にして置いたサングラスを、ブラッドが逆向きに置き直すシーンが何度も出てきます。
わがまま放題に生きるアンジー、それを優しさで受け止め、くじけない心を持つブラッド。
見ているほうはだんだんイライラしてきて、こんな女に優しくする意味があるんかい? と思えてきます。

あまり内容を知らずに見た映画でしたが、退屈でつらかったー。
70年代のファッションや、南仏の景色は見る価値があったけど、ストーリーはいただけない。
ブラッド様以外が主演だったら、途中で放り投げたな、きっと。


映画「マリアンヌ」

土曜日に見に行ってきました。
映画もひとりぼっちなんだなーと思ったけど、昔っからひとりで行ってたわ、うふ。

時は第2次世界大戦の真っ最中。
ドイツ大使を暗殺するため、カサブランカで出会った諜報員マックス(ブラッド・ピット)とマリアンヌ(マリオン・コティヤール)。
2人は惹かれあい、やがて結婚して一女をもうける。
しかしマリアンヌにある疑惑が持ち上がり……
というストーリー。

退屈だという評があってびくびくしましたが、のっけから惹きつけられて……
ブラッド様がパラシュートで砂漠に降り立つシーン、天使かと思った、夢のようにきれいだったぁ
で、そのままラストまで一直線でした。
女優さんもきれいでしたが、ある人に似てると思った瞬間から、その人の顔がちらついて困りました。
ググったらそう思っている人が多いようで、なんか安心した。

戦時中ってことで、急に爆撃どーーーん! とか、銃撃されて血しぶきブシャーーー! なんてシーンが多くてあわわわわでしたが、分かりやすい(単純な?)ストーリーはまぁ面白かったです。
ラストも良かった。
母親の愛が満ち満ちてた。

最後に文句。
ネタバレの予告編をテレビで流すなっつーの。


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