NHK-BSで放送していたので見ました。
古いモノクロ映画ですが、なかなか面白かったです。
老医師が、何かの表彰を受けるために車で移動することになる。道中、彼は自分の若かりし頃のことをそぞろに思い出すのだった……。
老医師の独白から映画は始まるのですが、人付き合いなんてうんざりだ、仕事は頑張ったけどね、なんて宣言しちゃうんですわ。
偏屈で気難しい彼の孤独を、映画はどんどんあからさまにしていきます。
車には、息子の嫁が同乗していたのですが、
「義父さんってエゴイストだよね~」
風味なことをさらっと言われてしまうし。
立ち寄った屋敷では、自分の弟にフィアンセを奪われる、なすすべもないオレ、なんて過去の映像が挟まれるし。
夢かうつつか判然としないのだけど。
それから実母の家にも立ち寄って、かなりの高齢、でも元気な実母にも会うのですが、これがまた皮肉屋、毒舌な女性でして。
この母にしてこの子ありだわ、って思わせたいんでしょう。
でもね。
この老医師、そんなに悪い人なのか? と思いました。
他者に無関心で、そこそこ冷たい人間ではあるけれど、誰からも見放されるほどワルじゃないと思うんだけどなぁ。
寂しさゆえ彼は改心しました、次第に周りに気を遣うようになりました、が主題だとしたら、あまりにも単純だよね。
偏屈BBAになりつつある私、この映画から何か教訓を得なければならないのであろーか?
古いモノクロ映画ですが、なかなか面白かったです。
老医師が、何かの表彰を受けるために車で移動することになる。道中、彼は自分の若かりし頃のことをそぞろに思い出すのだった……。
老医師の独白から映画は始まるのですが、人付き合いなんてうんざりだ、仕事は頑張ったけどね、なんて宣言しちゃうんですわ。
偏屈で気難しい彼の孤独を、映画はどんどんあからさまにしていきます。
車には、息子の嫁が同乗していたのですが、
「義父さんってエゴイストだよね~」
風味なことをさらっと言われてしまうし。
立ち寄った屋敷では、自分の弟にフィアンセを奪われる、なすすべもないオレ、なんて過去の映像が挟まれるし。
夢かうつつか判然としないのだけど。
それから実母の家にも立ち寄って、かなりの高齢、でも元気な実母にも会うのですが、これがまた皮肉屋、毒舌な女性でして。
この母にしてこの子ありだわ、って思わせたいんでしょう。
でもね。
この老医師、そんなに悪い人なのか? と思いました。
他者に無関心で、そこそこ冷たい人間ではあるけれど、誰からも見放されるほどワルじゃないと思うんだけどなぁ。
寂しさゆえ彼は改心しました、次第に周りに気を遣うようになりました、が主題だとしたら、あまりにも単純だよね。
偏屈BBAになりつつある私、この映画から何か教訓を得なければならないのであろーか?
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