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映画「チェンジリング」

こう休みが長いとすることもなく、映画みるよねー。
NHK-BSで放送したのを録画して見ました。
1928年にアメリカで起きた実際の事件の映画化、主演はアンジェリーナ・ジョリーです。

シングルマザーのクリスティンがある日仕事から帰宅すると、息子のウォルターが行方不明に。
数ヶ月後に息子は発見されるが、再会した子は別人だった。
記者たちがいるので、とりあえず息子だと言ってくれと警察に頼まれ、拒否できなかったクリスティン。
だが息子より背が低いこと、割礼を受けていることに気付いた彼女は警察に訴える。
しかし捜査ミスを認めたくない警察は、次々に証拠を集めるクリスティンを無理やり精神病院へと入院させてしまう。
同じころ、不法入国をした少年が恐ろしい連続殺人鬼のことを告白する。殺された少年たちのなかに、ウォルターと思しき子もいたというのだ……。

ここここれは震える映画でした。
震えポイントはたくさんありましたが、何と言っても精神病院の恐ろしいこと。
どんなふうにふるまっても「はい、病んでる」とレッテルを貼ることが出来るのです。
おとなしくすれば鬱、興奮して騒げば鎮静剤、からの電気ショック。
年老いて死ぬまで出られないかも? なんて環境、誰だって病むわ。

それから連続殺人鬼役の俳優の上手いこと。
不自然な陽気さ、激高して怒鳴る姿、問い詰められてしどろもどろになるところとか、本当にイカれてる人そのものでした。

あとは本題の「息子じゃないんだけど!? つか誰!? きもっ」のときのアンジーの演技。
自分に置き換えたら、その気持ちがよぉく分かるよね。

監督はクリント・イーストウッド、俳優としても一流、監督やってもこんなすごい映画を撮るなんて。
天才か。


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映画「母と暮らせば」

NHK-BSで放送したのを録画して観ました。
「母」は吉永小百合、その息子がニノでした。
長崎に原爆が落とされて医学生だったニノは亡くなるのですが、亡霊となって母の元を訪れる、というストーリー。

ニノの恋人、まちこが黒木華でした。
この人は不思議な演技をしますな。
美しくて人柄も良い女性役でしたが、なーんか胸に一物あるような表情をするのです。
この映画に限らずですが、いざとなったら保身に走るんじゃ? って思わせるような、そんな顔つき。
なんだろ、私、この女優が嫌いなのか?

ニノは演技が上手という安心感があったのですが、この映画ではいまいちしっくりこなかった。
方言のせいか、それとも監督(山田洋次)がこういうセリフ回しを求めたのか分かりませんが、工夫のない型通りの演技だなぁと思ってしまいました(何様)。
(ここまで褒めてないな)
最後のほうで黒木華がある決断をするのですが、それに対する母の想いにも違和感がありました。
亡くなった我が子の婚約者がこうなったら……私なら違う感情を抱くような気がしました。
ネタバレなのでこれ以上は書けませんが、息子と娘の違いはありますが、うーん、よくわからない。

文句ばっかりになりましたが、全体としてみれば良い映画でした。
ラストのファンタジー全開なところとか、嫌いじゃない。


映画「オーシャンズ8」

TSUTAYAオンラインで観ました。

ジョージ・クルーニーのオーシャンズシリーズの女性版です。
刑務所を仮出所したクルーニーの妹・デビー(サンドラ・ブロック)。彼女の次の狙いはカルティエの1億5000万ドルのネックレス。8人の女性たちの作戦とは?

あまり期待していませんでした(ブラピ様、出てないし)が、けっこう面白かったです。
最初のほうで、デビーが出所したばかりなのに化粧品とか盗っちゃう、そのやり口の大胆さに驚くやら感心するやら。
がっつり引きつけられました。

そして8人の女性たちのファッション。
目の保養よねー。
アン・ハサウェイ、作り物のようにきれいでした。
それから落ち目のデザイナー役の女優さん(ヘレナ・ボナム=カーター)もかわいくて演技でも「ふふっ」と笑わせてくれてよかった。

こんな女性だけのグループなんて、最後に手ひどい裏切りとかあるんじゃ?
なんて思ったけど……(あ、ネタバレになるか?)私が女性というものに悪感情を持ちすぎていたようです。


映画「二十四時間の情事」

NHK-BSで放送していたのを録画して見ました。
これは栄えある「難解度 No.1」映画でしたわ。
だからあらすじも書けないっすわ。
ネットでひろって、やっとあぁそういうストーリーだったか、と思いましたわ。

字幕でみたのですが、セリフが観念的すぎてもう。
ふと思い出しました、薬師丸ひろ子の「ステキな恋の忘れ方」って曲。
ステキな恋 の忘れ方
ステキな 恋の忘れ方
どっちなんじゃい? って話。

ヌヴェールの街の私のいとしい人の愛の死の果ての物語のふじこふじこ
ってわかるかっ。

それから昭和の広島が舞台のひとつでして、そこでフランス人のべっぴんさんと、フランス語ペラペラの日本人男性があーでもない、こーでもないと喋り続けるわけですが、違和感がすごいんじゃ。
フランス女性だけが画面から浮いてみえて、CGみたいなんだもの。
こういう映画を撮る監督って、何がしたいのかしら。
分かる人だけついてこいやーってこと?

映画「緑の光線」

NHK-BSで放送されていたのを見ました。
パリに住むデルフィーヌは、夏のバカンスを友人にドタキャンされて落ち込む。何とか休みを充実させようと、誘われるままにあちこち行ってみるが、どこへ行っても誰と一緒でも鬱々として楽しめない。恋に恋する痛い女・デルフィーヌの夏は終わってしまうのか? というストーリー。

まず思ったのは、バカンスに対する熱量のすごさ。
1人じゃダメなの? どこか行かないと死ぬの? って勢い。
ヨーロッパ人じゃなくてよかったわぁ。

そしてデルフィーヌの面倒くささ最強。
友だちが心配していろいろ言ってくれてるのに「デモデモダッテ」ばかり。
極めつけはみんなで食事をするシーン。
彼女はベジタリアンらしく、それはいいんだけど「肉サゲ」がすごくて、こんな人がテーブルにいたら「黙れ!!!」って言っちゃうかも。

それから、ビーチで知り合った女性と2人でいたとき、男性2人組がナンパしてくるのですが。
女性と1人の男性が盛り上がっていたら、ずーっと俯いて「面白くありません」アピ。
あげく泣きながら席を立って行っちゃうし。
誰も何もしてないけど? えげつなー。

この映画、タイトルが何のこっちゃですが、八十日間世界一周で有名なジュール・ヴェルヌの小説のタイトルなんですね。
太陽が水平線に沈む瞬間、緑色の光が見えたら幸運のしるし、だそうで。
デルフィーヌもラスト近くでよさそうな男性と知り合い、2人で海を見つめるシーンがラストです。
さて緑の光線が見れるのか?
って、もう結果とかどうでもよろし。
こういう自己中女は、ぶっさいくだったらいいのよ、あなたキレイだからのぼせているんでしょ? と言いたいよ、あたしゃ。


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