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神の悪手

前回のつづき。
昨日娘のところにやってきました。
倒木で電車が80分も遅れるわ、特急指定席は空いてて2人掛けに1人が多いなか、私の隣には男性客がいるわでもう。
本当にこういう運を持っていないんだなあ。
サラリーマン風の男性、特に嫌な空気は出してなかったけど3分に1回の咳払いには閉口しました。
持ってたのど飴を差し出したかった。

というわけで、図らずも長くなった列車の旅の中で読んだ本が↓こちら。
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芦沢央(新潮社)

短編集。
すべて将棋にまつわる話で、駒の動かし方を知っているだけの私からしたら「へぇ~」なことがもりもりでした。
特に『恩返し』がへぇ~だった。
将棋の駒を作る駒師という職業があることを初めて知りました。
大きな対局の前には、複数ある駒の中からどれかを選ぶという工程があることも初耳でした。
主人公の駒師・兼春とその師匠との関係、駒を選択する立場の国芳棋将の想いが絡まりあって、将棋という世界の奥深さを見せ付けられた気がします。
80点

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