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映画「アド・アストラ」

昨日、半年休を取って見に行っちゃったよ!
今月2回目だけど、ブラッド・ピットの映画が2本続いたんだものしょーがない、うん。

「ワンス・アポン…」は正直わかりづらい映画だったけど、こちらは真逆、超シンプル。
ブラッド様の父・トミー・リー・ジョーンズが宇宙の彼方で行方不明となり、それを探しに行く、というストーリー。

ブラッド様は有能な宇宙飛行士で、常に沈着冷静、どんなトラブルが起きてもクールに対処できる、しかも宇宙服を着ていてもそのスタイルの良さが丸わかり、という役どころ。
それが途中から「父ったら生きてるかもよ?」という流れになり、冷徹な仮面をひとつずつ脱いでいく演技がもう素晴らしいの何のって。
生きてたら生きてたで、やらなくちゃいけない任務があって、ブラッド様は葛藤するのです。
その美しい瞳をよぎる哀しみ、憂い、こんなはにかんだ笑顔が似合う50代がいまだかつていただろうか? いないよ。

ブラッド様といえば二枚目俳優と言われ演技のほうはどうなの? という評価もあったが、最近の落ち着いたそれは十分映画ファンの鑑賞に堪えうるものとなっている(断言)(何様)

父役のジョーンズも良かったなあ。
ちょっとBOSSのCMがよぎったけど。
ジョーンズが宇宙人を探してて、いや宇宙人だったはず、この惑星の住人は、って言わないの? って。

とにかく2時間があっという間、猛烈におすすめしたい映画です。


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映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

昨日はしゃちょーがゴルフで休みだったので、私も半年休を取って映画を観たった。

落ち目の役者役がレオナルド・ディカプリオ、彼のスタントマンがプラッド・ピットでした。
寝不足ってのもありましたが、途中までは眠くて眠くて大変でした。
が、終盤がもう血だらけでドキドキしっぱなし、さすがタランティーノ監督。

以下、思い付くままに感想など。

60年代のハリウッドを知らないと理解できないシーンが多くあった気がします。
何かの皮肉? たとえ? ジョーク? って「?」がたくさん浮かびました。

ブルース・リーっぽい役者が出てくるシーンがあるのですが、ブラッド・ピットが彼を
「カトー」
って呼んでました。
加藤? かな、米国人にとって中国人も日本人も一緒なんだよね。

ディカプリオと共演する役だった女の子、うまかったねぇ、生意気で賢くて。
いい女優、じゃなかった俳優(劇中、彼女が『女優って呼び名は嫌い』みたいなこと言ってた)になるね。

ラストのエンドロールにも仕掛けがあるので、最後の最後までみること推奨。

しかしブラッド様も年を取ったものよのう。
額のシワとか、頬のたるみとか、まあ私は嫌いじゃないけどさ……こんな50代、いないもの。
脚の長さは相変わらずで、惚れ直したけど。

映画「博士と彼女のセオリー」

Amazonプライムで見ました。
スティーブン・ホーキング博士と、その妻ジェーンの出会いから現在までを描いています。

学生時代は元気だった博士がALSに侵されて、文字通り身動きが取れなくなっていく様が切なかったです。
ジェーンも病気のことを知りながら結婚するのですが、やはり負担が大きく、次第に疲弊していきます。
その気持ちはわかるような気がしましたが、3人目の子を妊娠したとき、まったくうれしくなさそうだったのがモヤりました。
じゃあなぜ妊娠するようなことを??? 強制されたわけじゃないよね? って。
うん、この映画の不快なところは、すべてそこにあるかも。
身体は麻痺しているのに子どもができるって……それは……って部分、要る? と思ってしまいました。
***************************

連休も終わって、今日から仕事だよー。
大量の郵便物、メールでどこから手を付けたらいいのやら。
とりあえず連休前にしでかした(標準報酬の変更通知を、違う人に送ってしまった。一番やっちゃいけないやつ)ことを、丁寧に謝っておきました。
丁寧なくらし、大事(つか何か違う)


映画「6歳のボクが、大人になるまで。」

Amazonプライムで見ました。
内容はタイトルどおり、6歳の男の子の12年間を描いています。
主役のメイソンくんほか4人は、本当に12年間をかけて映画のなかで成長して(年を取って)いきます。
驚くよね。

脚本が先にあったのかな。
だとすると、メイソンくんと脚本が奇跡のようにマッチした作品。
彼に合わせて脚本を書いたのだとしたら、彼の表情や佇まいをよく見極めた脚本と言えよう(何様)

特別すんごい事件は起きないのですが、母親の再婚、再再婚、思春期おねえちゃんの揺れ動く気持ち、父親1、2、3号たちとの関係など、飽きさせない展開でした。
ただあれもこれもと食い散らかした感もあって、〇〇はどうなったの? という部分もありました。
アル中でDV野郎のダンナから逃げるシーンがありまして、自分の連れ子は一緒でしたが、ダンナの連れ子はどうなったのか、何も描かれず。
気になっちゃうよー。

それから印象に残ったのはラスト近く、メイソンくんが自立する、家を出るときのシーン。
母親が「最悪! 何その楽しそうな態度!」みたいなことを言うのです。
うふふ、わかるわかる、しおしおでいて欲しいよね。
あんまりしおしおでも心配しちゃうんだろうけど。

映画を観ていない娘に
「私が離婚したとして、新しい彼氏とあなたの前でイチャイチャしてたらどうよ?」
と聞いたら
「きもっ」。

ですよね、母親は母親っていう生き物で、そこに「女」を感じたくはないよね。
日本だけかもしれないけど。


映画「万引き家族」

いろいろ受賞している作品ですから、期待しちゃったよね。
あらすじは省きますが、とにかく陰鬱な作品でした。
タイトルにある万引きはもちろん、児童虐待、JKビジネス、車上荒らしと犯罪(ぎりぎり)がてんこ盛り。
それでも、社会の底辺に居ながらも、この疑似家族(みんな血縁は無い)は楽しく暮らしていましたとさ感は醸し出しているのですが、こんな綱渡り状態はいつか破たんするのは確実で。
それがどんな形でやって来るのかと、ハラハラしながら見なくてはいけないわけで。
もうなんか崖の上には落っこちそうな巨大な岩があって、小石はパラパラと落ちてきてる、そんな感じ。

それと、父親役のリリー・フランキーが「店の商品って誰の物でもないから盗ってもいいんだぜ」みたいなことを息子に言うのです。
一事が万事、自分の都合のいいように言うのです。
易きに流れているだけなのに、もっともらしい言い訳ばかりで、そういう人物設定だとはわかっていながらもイライラしました。

結論。
こういうの、嫌いだ。

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