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映画「検察側の罪人」

Amazon Primeでみました。
キムタクとニノの競演ですもの、期待は高まるってもんよ。
がしかし。
結論から言いますとイマイチでした。

ストーリーは
検事である最上(木村拓哉)が、ある男を別件逮捕するよう画策する。
その男は昔、最上が慕っていた少女を殺した重要参考人であった。
今回はおそらく男の犯行ではないことはわかっていたが、最上は何としても彼を有罪に、死刑にしたかった……という話。

まず出だしの30分が退屈で寝そうでした。
そこから先は、まぁニノの熱演があったり、闇ブローカー(松重豊)の人を食ったような怪演があったりで盛り上がりました。
主題である「正義のためならどこまで許されるのか?」という部分も、本当はイケナイことをしているキムタクに感情移入して「やっておしまい!」といつしか応援してたり。
見せ場はありましたよ、うん。

しかしなぁ、吉高由里子のわざとらしい演技とか、キムタクの聞き取りづらいセリフとか、興をそがれることが多くて集中できなかったです。
取調室でのニノの激昂っぷりに吉高由里子が「ひぃぃ」って顔をするのですが、それがもう下手な子役のような演技で、あれれ? って思いました←何様

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映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

Amazonの有料版で見ました。

第二次世界大戦初期のイギリスが舞台。
チャーチルの首相就任からの4週間が描かれています。
その頃はヒトラーが破竹の勢いで進軍していて、イギリスもあわや、というところまできていました。
チャーチルは過去に作戦を失敗させたこともあって、議会での人望まるで無し。
その彼が、いかにして民衆を引きつけ政治的な手腕を発揮させたか、というところが見どころかな?
歴史はまるで疎いので大きな流れは「ふーん」でしたが、細部がいろいろと気になりました。

ドイツはのちに敗戦国となるのに、途中まではこんなに調子良かったんだー、とか。
チャーチルが米大統領に電話するシーンでは、アメリカののんびりっぷりに笑ったり。
奥様(これがデキた女性なのだ)の味のあるセリフに感動したり。
ダンケルクの戦いの部分は、以前観た映画「ダンケルク」を思い出しては、こっち側からみるとこういうことだったんだ、とひとり納得したり。

ところで、この映画の肝はチャーチルが和平ではなく徹底的に戦うことを選んだところにあります、たぶん。
たとえ兵士が何人死んだって最後まで戦い抜く、それは当時の日本もそうでしたよね。
なのにかたや戦勝国、かたや敗戦国となってしまったのはなぜなのでしょう。
ダンナ@歴史好きに聞いたけど、どうやら話が長くなりそうだったので「あぁ、まぁ、あとでね」と遮ってみました。←ダメ人間


映画「火宅の人」

Amazon Primeで見ました。

檀一雄の小説が原作の映画。主演は緒形拳。
作家である一雄(緒形)は妻(いしだあゆみ)と4人の子がありながら、新劇女優の恵子(原田美枝子)にのめりこむ。ほかにも偶然出会ったホステス(松坂慶子)と放浪の旅に出てみたり、そのときそのときのことを小説に書いてみたり、破天荒な生活を送るのであった、というストーリー。

配役がどんぴしゃりで、特に恐ろしかったのがいしだあゆみ。
子どもが日本脳炎に罹って重い後遺症が残るのですが、それを神頼みで治そうとする演技とか鬼気迫るものがありました。
ダンナの不貞を知りながら利用できるところは利用したり。
おとなしそうなのに、したたか。いいねぇ。

緒形拳も、女たちに詰め寄られてはのらりくらりとかわし、オレには決められないっす、みんな好きっす、みたいなところが上手かった。
こういう男、いるよねぇ。

ほかには女優たちが躊躇なく(?)脱いでいるところがあっぱれでした。
最近では濡れ場ったって、女優の身体を隠すように撮られているじゃないですか。
それじゃあリアリティーが失われるんだよ、そう思わない?(誰目線だよ

ちょい古めの日本映画って活きが良くていいかも、と思わせてくれた映画でした。

映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」

Amazon Primeで見ました。
つかダンナが加入しているのですが、まったく活用してないんですわ、会費の無駄。
だからこれからは映画を見まくる所存です。

さて映画。
公開のとき「泣いたー」という意見をちらほら見ましたが、意味がわかったよ。
これはグッときますね。
ひよこが首をぶんぶん振った瞬間、涙がどわーっ。ひよこ、けなげ。
ふふふっと笑えるシーンも多々あるし。
とんかつちゃんの「食べてくれるのー?」とか。

これはおススメです。

あと先週末はNHK BSで録画した映画「マネーモンスター」を見ました。
いわゆるテレ東の「モーサテ」をもっとエンタメ化したような番組が「マネーモンスター」。
その司会者がジョージ・クルーニーです。
番組の本番中に株で大損をした男が、銃を持って乱入します。
爆薬を身に着けさせられたクルーニーの運命は? 株の大暴落の裏にはいったい何があったのか? というストーリー。

株で損したって誰も責任取ってくれないのよ、犯人の八つ当たりはイタいわ……
かーらーのー会社は公明正大じゃなくっちゃね、ブラック企業は滅びればいいんだわ、への転換が素晴らしかった。
しかし株価操作なんて、きっと法律スレスレのところでやってるでしょ、証券会社か大企業かはしらんけど。
素人が儲けられるわけがないわ、ふんっ←言いたいことはあるけど言えないらしい


映画「砂の器」

Amazonプライムビデオでみました。
1974年製作のもので、丹波哲郎、加藤剛が主演のものです。
何度もリメイクされたけど、これを超える作品は出来ないよねーと某所で激賞されていたのでみてみました。

ストーリーは知っていましたが、それでも終盤では泣きました。
緒形拳がいい人過ぎてもう……いい人って時にお節介なんだよね……うん、わかる。
それから加藤剛の父親、加藤嘉の苦悩。
命ある限り息子を守るんだ、という固い決意ですよね……ううう、思い出すだけで泣きそう。

小説では気付かなかった、偶然に頼り過ぎじゃね? な部分もありましたが。
電車の車窓から女が紙をばらまく、それを見た人が新聞に投稿する、それを刑事が読む、って無くない?
あと加藤剛のピアノと指揮は、もうちょっとどうにかならんかったかのう。
ピアノを弾く手のアップが、ぷくぷくしてて明らかに別人なんだもの。
丹波哲郎のセリフも聞き取りづらかったなあ。
出だしはいいんだけど尻すぼみで、字幕を出そうにも古い映画のせいか設定がないし。

と文句たらたらですが、結論としては面白い映画でした。
みてよかった。


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