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よしなしごとども 書きつくるなり
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司馬遼太郎(世界文化社)




 小学校五、六年生の国語の教科書に載せるために、司馬氏が推敲に推敲を重ねて書いたという作品。

 自然に生かされている、というような謙虚な心を忘れずに。
 他人をいたわる気持ちをいつも持つように。
 書かれている内容は平凡だが、まっすぐで味わいある文章が心に響く。

 この作品を何万人もの子どもが読み、各々が司馬氏のメッセージを心の片隅にでも置いてくれたら、今よりましな世の中にはなりそうである。

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なかえよしを(ポプラ社)




 ねずみくんが着ている赤いチョッキ。
 おかあさんが編んでくれた、いかしたチョッキ。
 そこへ動物たちがやって来て、ねずみくんのチョッキを代わるがわる試着したら……。

 動物がどんどん大きなものになっていって、ついには画面からはみ出さんばかりになるあたりが笑える。
 「すこしきついが、似合うかな?」
 って、きついにも程があるだろう、と。

 モノクロで描かれた動物たち。
 そこに鮮やかな赤いチョッキ。
 そのコントラストが良い。

五味太郎(ブロンズ新社)




 ずばり落書きを楽しむ本。
 各ページにはそれぞれテーマがあって、土台となるモノクロの絵が描いてある。
 そこに自由に絵を描き足す。

 本屋で偶然見付けて、私も子供も一発で気に入って買った本。
 まずテーマが面白い。
 デカいうずまきが描かれているページは「くるくるくるっと、やりましょう」。
 砂山みたいなところにアリが一匹、のページは「おさとうの山です ありさんをびっしりかきましょう」。
 さくらんぼだらけのページは「36こだけぬりましょう」。

 あらかじめ描いてある五味氏の絵もいつもながら素晴らしい。

ロベルト・インノチェンティ、J.パトリック・ルイス(BL出版)




 海辺にたつホテル「ラストリゾート」。
 いろいろな人が行き交うホテルで、想像力を失くした絵描きは、それを見つけ出せるのか?

 細部まできっちりと描かれた絵が素晴らしい。
 ドレスが描くドレープ、静かに揺れる夜の波、石畳の質感、どれもこれも美しい。

 個性的な登場人物たちは、一体誰? と疑問に思うが、あとがきにも書かれているとおり、誰でもかまわないのであろう。
 それこそ、自分なりの「想像力」を働かせて読む作品?

バーバラ・クーニー(ほるぷ出版)




 海を見下ろす丘の上に暮らす老婆、ルピナスさん。
 世界中を旅した彼女には、ひとつの「しなくてはならないこと」が残っていた。
 それは世の中を、もっと美しくすること。そのために、彼女はあることを実行する……。

 この絵本の素晴らしさは、何と言っても絵の美しさであろう。
 板に水彩絵の具で描き、色えんぴつでアクセントを付けた、という画法は、本当に色の対比が美しくて、隅ずみまで眺めたくなるほど細やかだ。

 寂しいシーンは色彩がグレー味を帯び、心温まるシーンでは緑色がいきいきと描かれている。
 ストーリーと絵のイメージがぴったりと一致していることも特筆すべき点であろう。

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