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よしなしごとども 書きつくるなり
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ツルゲーネフ・小川洋子(角川書店)




 16歳の夏、「僕」は両親と一緒に別荘に来ていた。
 そして「僕」は、隣に住む謎めいた少女に恋をした。傲慢で移り気な少女に「僕」は夢中になるのだが……。
 はつ恋がこんな相手だったら災難である。
 彼女に振り回される「僕」のとまどい、絶望が行間に見え隠れして、とても哀れに思えた。

 イラストレーターの中村幸子氏の絵は、小川氏の文章にうまくマッチしていて良い。
 すらりと白い少女の脚。夜の闇に紛れる、父親の漆黒のマント。イマジネーションをかき立てられる絵だ。

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