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よしなしごとども 書きつくるなり
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11月18日 最終日
この日は朝イチで私が病院へ。
Wi-Fiもバッチリ、医師に病状を説明して、もう熱は下がってましたがコロナの検査。
結果は「ネガティヴ」。
ネガティヴという言葉がこんなに心地よく響いたことがあったでしょうか、いや無い(2回目)。
娘と同じように処方箋をもらい、薬局で喉の薬、痛み止めをゲット。

ホテルに戻って娘に結果を伝えて、2人してひと安心。
すっかり治った気になって、じゃあ行きますか! ってことでホテルをチェックアウト。
デカい荷物は置いておいてもらいました。

ホテル前の浜辺からタクシーボートに乗ってカナル島へ。
往復運賃とカナル島でのパラソル&デッキチェアを2人分で6,200円ほどでした。
本当はもうちょっと遠いメトル島へ行くつもりでしたが、時間が足りなかった。


島では娘はシュノーケリングを楽しみました(用具はレンタルできる)。
初めてでしたが、エリアが初心者~上級者と分かれているので危険はありません。
「すっごい魚がいたよ! 与論島みたい!(その感想はどうよ) ウミガメは遠くに見えた」
と興奮する娘。
昼食は島のレストランで、私はクロックムッシュ、娘はハンバーガー。


店員の女性が
「ニホンゴ、2年あって忘れちゃった。ははは~」
と言ってました。無理もない、うん。

値段はメモし忘れたけどここは高かったなぁ。
まぁ離島だし、観光地価格やむなしだね。
小雨が降ってきたので、早めに島をあとにしました。
この時期、通常ならカラッと晴れる日が多いはずが、エルニーニョの影響で雨が多いらしいです。
砂浜も浸食を食い止めるために護岸工事だらけだったし。
地球がんばれ! と心から思いました。

午後は雅子さんによる市内観光(2名で約15,000円ほど)。
雅子さんの運転する車に乗って、あちこち行きました。

ウアントロの丘とか。


これは第二次大戦で設置された砲台です。
あとは競馬場、日本人墓地、大型スーパーなど。
ぶっちゃけ見物よりもニューカレドニア事情を聞くことのほうが面白かった。
学校の休暇時期がコロコロ変わるとか。
独立派とフランス頼り派の、国を二分する長い長い戦いとか。
それとスーパーでおみやげを調達するとき、地元の製品を教えてもらえたのが有意義でした。

さらにつづく。

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レストランでの楽しい食事が終りかけた時、娘がつぶやきました。
「喘息の発作が来そう」
ふぁっ!?
「熱っぽいし」
ひっ!
そこから急いでタクシーを呼んでもらってホテルへ帰りました。

11月17日
朝起きると娘は完全に病気モード。
「咳で眠れなかった……」。
もしコロナだったら大変なことなので、雅子さんに連絡して旅行者でもかかれる病院を紹介してもらいました。
ホテルから徒歩で行けるところに病院はあって、2人で行ってみました。
受付で「じゃぱにーず なんだけど OK?」と聞くとすぐに診察室へ案内してくれました。
ここで事件発生。
なんとWi-Fiが繋がらない! 翻訳ソフトが使えない!
病院だから? 電波が遮断されてる? と思って病院を出て延々と歩く私。
でもダメでしおしおになって病院へ戻りました。
娘が片言の英語でなんとか医師に症状を伝え、コロナの検査もしてもらえました。
結果は「ネガティヴ」。
ネガディヴという言葉がこんなに心地よく響いたことがあったでしょうか、いや無い。
「喘息」が伝えられなかったけど、まあ結果オーライね。
処方箋をもらって、隣にある薬局で薬もゲットしてホテルへ戻りました。

雅子さんに連絡すると、Wi-Fiの基地局の工事で午前中は繋がらなかった、という話でした。
タイミング最悪や。
なんてやっているうちに、今度は私も喉の痛みや熱っぽさを感じて、薬局で買ってきた体温計でもって測ったら微熱。
やっちまったな!
(たぶんフランス製の)かわいい体温計がこちら↓


食べるものもないし、ってんで近所の小さなアジアンちっくなスーパーで食材を買いました。
また事件発生。
買い物カゴから商品をカウンターへ出していたのですが、目を離したすきに同じ商品を2回レジに通されました。
は? と思ったけど勘違いかもと思って(くれる気配がなかった)レシートを請求しました。
あとで確認したらやっぱりでした。
きっと旅行者だと思ったんだろうね、それでズルするなんて……みんなフレンドリーでイライラしている人、怒っている人にまったく遭遇しなかったけど、唯一ここだけが残念な人でした。

この日はホテルの部屋掃除も断って、2人して休養日としました。
リビエルブルー州立公園で、舞い上がる砂を吸い込んだのが敗因ですね、きっと。
アレルギーや喘息持ちの人は禁忌かも。
喉が弱い人もね。

11月16日
予約してあった「フランソワさんと行くリビエルブルー州立公園」の日です。
フランソワさんというのは有名なガイドで、何か国語も話せる愉快なおじさまです。

8時すぎにホテルの玄関に迎えに来てくれて、総勢8人のゲストとともに車で一路公園へ。
私たち2人のほかに、日本人のカップル1組、イタリア人の老夫婦が2組というメンツでした。
途中、何度も車を停車しては地層の話とか植物の話とか……なかなかたどり着かないよ、うん。
1時間半ほどで公園の入り口に到着。


赤々とした土(ニッケルが特産物)がむき出しで、赤い砂漠のような部分があったり。
うっそうと植物が生い茂って、熱帯雨林のような部分があったり。
でっかい人造湖やら川やら。
とにかく広くて園内は車で移動するのです。


2時ごろ、やっとBBQの昼食。
フランソワさんお手製のサラダと、その場で焼いたソーセージや鹿肉、バケットなどなど。
鹿肉って初めて食べたけど、クセがなくておいしかったです。
食後にはコーヒーとパウンドケーキ(これは既製品)も出て、みんな満足そうでした。
イタリア人の両ご夫婦は旅友達だそうで、日本へも行ったことがある、電車の路線の複雑なこと! それなのに時間どおりね! と語っていました。


そのあと再び森の中へ分け入り、カグーをみました。
カグーってのはニューカレドニアの国鳥でして、敵がいないもんだから飛べなくなっちゃったという何とものんびりとした鳥です。

フランソワさんが鳴きまねをしたらモソモソっと出てきて、しばらくミミズなどついばんでいました。
人懐こくてかわいかった。


そのあとはグランカオリの木を見物。
これは大迫力でした。
屋久杉はそこへ行くまでが大変っぽいけど、こちらは近くまで車で行けるので難なく見れます。

15時半ごろ公園を出発して、途中ミネラルウォーターの源泉に立ち寄り。
スーパーでも売っているモンドールという水です。
18時ごろヌメアに戻ってきました。
このツアー、予想以上に大変でした……何度か休憩してくれましたが、飲み物は持っていったほうが良かったかな。
車移動とはいえ、けっこう歩くし。
私のショートブーツ、ソールが丸ごと取れちゃったんですよ! 暑さと劣化で。

そんなこんなでへとへとだった夕方。
ここで娘からのサプライズが。
「レストランを予約してあるんだ~」
「えっ」
「『雅子さん』をググって探して、メールして聞いておいた」
「えっ」
「誕生日だったでしょ? お祝い」
「マジか!」
ってことで Restaurant La Marmite et Tire-Bouchonへ。
地元で人気の店だそうで、確かに満席になってましたよ。

一品料理としてサーモンのなんちゃら。おされ。


デザートにはろうそくが立ってたよ!


まったく泣かせるぜ。
そしてその夜から、2人はえらいことになるのでした……。

11月15日
ヌバタホテルをチェックアウトして、徒歩で次の宿泊先であるヒルトン・ヌメア・ラ・プロムナード・レジデンスへ。

チェックインには早かったので、荷物だけ預かってもらうことにしました。
カウンターで対応してくれた男性(かわいい)(笑顔が素敵)に、翻訳ソフトを駆使して
「予約はたぶんキングサイズのベッドが1つの部屋になっていると思うが、ツインにしたい。空いていれば」
ってなことを言うと、ベッドが2台必要なの? ベッドルームが2つ? などと質問されたので
「ツイン! ベッドが、こう、セパレート!」
と炸裂する出川イングリッシュ。
しばしやり取りして、苦笑しながらOK、OK、と言う男性。
結果、一番安い部屋キング1ベッドルームアパートメントが、一番高い部屋デラックス3ベッドルームアパートメントになっちゃったよ! 追加料金は無しだ、もってけドロボー!
それがこれ↓



ここまで良い部屋とは言ったつもりはなかったけど……ジャパニーズがごちゃごちゃ言ってマース、ワタシ疲れマース、これでイイデショ? ってこと?
3つのベッドルーム、2つのバスルーム、だだっ広いリビングとキッチン、迷子になりそうでした。
IHの4口コンロ、冷凍冷蔵庫、食洗機、大量の食器、電子レンジ、トースター、フライパンに鍋と友だち呼んでぱーりーも出来そうなキッチン。
ただスーパーには「少人数用」という発想がないみたいなので、調味料やジャムは持っていくか、残りは廃棄覚悟で現地で買うか、ですね。

その横にはドラム式洗濯乾燥機、アイロンとアイロン台もありました。
ここで思ったのは、外国製の電化製品は反応が遅いってこと。
日本のはスイッチ入れたらガッと動き出すじゃないですか、それがうんともすんとも言わないもんだからあちこちのボタンを押しては余計に時間が掛かりました。

そしてとっっっても素敵な部屋でしたが虫がすごかった。
キッチンのそばのテーブルは、上に食べ物を置くと夥しい数の蟻が、秒で湧いてくる。
諦めてリビングのほうのローテーブルで食事をしました。
開けっ放しだったキャリーケースをふと見れば、小型の甲虫がコンニチハ。
部屋の外の廊下(屋根はあるが屋外)には蛾の大群、夜間はかがんで廊下を走っていました。

時を戻そう。
昼食はホテル近くのレストランPizza & Pastaで取りました。
生ハムのピザとサラダと飲み物。大量ゆえどちらも2人で1皿でちょうどよかった。



めちゃめちゃおいしかったです。
ニューカレドニアはフランス領ってことで食事はおいしいと聞いていましたが、予想のはるか上でした。
まあ値段はお高めですが、噂に聞くハワイとかよりはずいぶんマシみたい。
(通貨はCFPフランというもので、1CFPフラン=1.25円くらい)
↑は日本円で9,367円ほどでした。

そのあと目の前に広がる海でちょっと遊んだり。


海岸沿いを歩いて、ふらっとキッチュなカフェに立ち寄ったり。


そのあとバスに乗ってスーパーへ買い出しに行ったり。
バスは1回300CFPフランで、乗ったら運転手さんにお金を払ってチケットを貰い、機械にかざしたらOK、降りたいバス停の手前で「STOP」ボタンを押して、また機械にカードをかざして降ります。
日本の電車内にあるような、今はココで次はココ、みたいな表示が流れているのでよぉく見てれば大丈夫です。

ホテルに帰ってホテル内にあるプールでナイトプールばしゃぱしゃしたり。
虫がだいぶ浮いていたので、顔は付けられなかった……昼に利用したほうがいいね。
と盛りだくさんな一日でした。

娘と2人でニューカレドニアへ行ってきました。

11月13日
出発前日、成田に前泊することにしていました。
電車で向かいましたが、途中で乗っていた電車が人身事故に巻き込まれました。
1時間15分停車してやっと出発。前乗りだからいいものの、焦りました。
何に絶望したのか存じませんが電車に飛び込むのだけは止めましょうよ。
人生を賭けた大事な用事で乗車している人だっているかもしれないんだぜ?

夕方には娘と合流して磯丸水産で夕食。
娘はギリギリまで動かないタイプなもんで
「ヘアアイロンって使えるの?」(電圧が違うって何度も)
「うっそ! やばっ じゃあ変圧器? 買えばいいの?」(変圧器は高いって何度も)
「じゃあじゃあ海外対応のやつ買えばいいかな」(それがいい)
「新宿で買ってから行くね~」(今かい!)
なんてすったもんだがありました。

翌日の成田空港。閑散としてました。


ハイビスカスがかわいいエアカラン航空の飛行機で一路ニューカレドニアへ。


出発後ほどなくして出てきた機内食。


おいしさにたまげた。
特に上段中央のチョコレートケーキがバリうまかったです。

今回の旅、ネットで探した女性・雅子さんに、送迎やらOPツアーやらWi-fiやらお願いしていました。
ニューカレドニアに30年住んでらっしゃる日本人で、ガイドブックにも載っているかたです。
で、トントゥータ国際空港には夜中着なので、そこからホテルまでの送迎も彼女に依頼してあったのです。
空港で無事お会いして、ほかにも数名のかたと一緒にホテル(市街地までが遠い)へ、深夜の高速をぶっ飛ばす雅子さん、カッケー。
これが翌朝撮った1泊目のホテル・Nouvata(ヌバタ)。


本当は15日発だった今回の旅、それが10月上旬に航空会社が突然フライトを変更してきて、やむを得ず14日出発に変更したのです。
で、追加でこのホテルを取りました。
インテリアがかわいくて、ここはここで良いホテルでした。

旅行記はつづく。
(初日でこのボリューム。怖いんだけど)

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