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よしなしごとども 書きつくるなり
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週末は娘の学校で文化祭がありました。
ダンナも土曜日に帰ってきたので、2人で見に行きました。

まずは美術部へ。
家で描いていた水彩画が飾ってありました。
部活、じゃないところがミソ。

次に教室でクラスの出し物を見学。
人が乗れるようなトロッコを作った、と言っていたので、強度とか大丈夫かいな? と心配していたのですが、けっこう立派なモノでした。
家にあった電動ドライバーとか持ち込んで、ばりばり大工仕事をしたそうな。

そのあと、ホールで英語劇を鑑賞しました。
ミュージカル仕立てで、昨年はアナ雪を独唱する女子がいて、すっげぇ迫力の舞台でした。
今年の主役は、娘の彼氏。
主役なんてやりたくないとゴネてたそうですが、ふつーにこなしていました。

あんまり書くと身バレしそうでこわいのですが、その劇のパンフが……ちょっとどーなのよ、な代物だったのです。
彼氏による、娘との交際宣言のような?
私が「行かないかもしれない」と言ったもんだから、それを娘から聞いた彼氏は安心して書いちゃったらしい。
いや、そういう問題じゃないだろう。
不特定多数の人が見るのに。

とにかく、劇は途中までみて、早々に学校をあとにしました。

娘は最近、彼氏の熱さ、重さ(=しつこさ、女々しさ)に辟易している様子でしたが。
文化祭後には2ショット写真を撮ったりして、しかも娘のほうが明らかに楽しそうだし。
もう何なんだよ、犬も食わない系のやつかよ。
けっ。


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単身赴任するにあたり、ダンナがコンタクトレンズとお別れしようかな、なんてことを言ってました。
管理が面倒だから、メガネいっぽんにしようか、と。
それでメガネ屋へ行って遠近両用メガネを作ろうとしたのです。

が。
近視がすごすぎて、今の技術では作成不可能と言われたそうです。
近視だけ、老眼だけ、と区別すれば出来るけど、両用は無理だって。

それを聞いていた娘、
「学校で目が悪くて困るって先生がいて、レベル6だって言うの。ウチ、レベル7だから『へ?』って思った」
「オレはレベル10」
「まじか! じゃあウチも今後もっと度が進むかもしれないね……」。

2人の会話に入れない母でした。


Yahoo!の株式サイト「みんなの株式」。
それぞれの銘柄に掲示板があり、参考までに読んだりしています。

で、私が持っている銘柄の板に、毎日のように書き込みをする人がいるのです。
しかもすべてネガティブなこと。
なんだ、コイツ。
と思って、すべての掲示板で検索したら、まあほぼほぼ「ココはダメだねー」的な書き込みばっかり。
儲けている人は憎らしくてしょーがない、損した人はザマァって思ってるようです。
きっと自分も損ばっかりしているのでしょうな。
こんな気分屋のあんぽんたんに幸運がやってくるわけがない。

そんなかまってちゃんは相手にしなきゃいいのに、むきになって反論する人がいるから、板が荒れちゃったりするんだよなぁ。
有益な情報もあるのに、たったひとりガンがいるだけで人が寄り付かなくなってしまいそう。
まったくもう。


土曜日、ダンナは無事赴任地へ行きました。

と思ったら、ネットで注文した布団が届かず→
佐川へ問い合わせるも「不在だったけど?」→
寮なのに、そんなことあるかい!→
「もうドライバーいないから、今日は行けない」「そんなぁ、いけずー」→
ここでダンナにバトンタッチしましたが、どうやら土曜日中には届いたようです。
良かった。

食事の写真も送ってもらいましたが、いい感じでした。
バランスのとれた食事みたいで、安心しました。
初・洗濯もしたようで、うきうきLINEが次々に届きました。

あのー、家事を半分やってくれる人がいなくなって、私は挫けそうなほど忙しいんだが?
*************************

日曜日、娘とうさんぽしていたら、娘の小学校時代のママ友にばったり会いました。

「うさぎ、飼い始めたんだ?」
「そう、最近。ダンナがいなくなっちゃったから」
「え……?(絶句)」
「単身赴任でさぁ」
「あー、そういうことね。聞いちゃいけないこと聞いたかと思った」。

ふふふ、あやうく誤解されるところでした。

*************************
こっそり書くけど、会社の子にHKTの松岡菜摘に似てると言われ、あわててググったら、なるほど、よくこのしわしわ顔からこの子を導いてくれたね、と思いましたとさ。


村田沙耶香(新潮社)

 「ひかりのあしおと」と表題作が収められている。
 「ひかり……」でもだいぶ暗黒の世界に引きずり込まれたが、「ギンイロノウタ」はその上をいく暗黒、というか異常でしょ、これは。

 小さいころから愚鈍で冴えない子だった有里。家にも居場所がなく、ノートに「自分が人を殺すシーン」を書き綴ることでストレスを発散させていた。
 そんな彼女が高校生になり、初めてバイトをすることになる。しかし何一つ普通にこなすことが出来ず、有里はしだいに追い詰められていく……。

 しつこい性描写、殺人描写に辟易した。主人公にはまったく共感できないし、恐ろしさばかりが募った。
 通り魔のニュースはちょくちょく耳にするが、彼女のような思考回路なのだろうな、と思わされた。犯人だけが納得できる、おかしな論理がそこには存在する。あるいは有里の家庭環境を知っている人がいたら、親がーとか言うのだろう。だが、こんな親でもまともに育つ子だっているはずだ。有里のアブノーマルさは天然、かつ桁外れだ。
10点

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