エラリー・クイーン編(東京創元社)
67編もの短編が収録されている。
エラリー・クイーンによる、ぞくぞくするような粋な序文。
最初の作品『探偵業の起源』に書かれている、アダムとイヴによる笑える事の始まり。
この二点を読んだ時点で、本作品集の出来の良さを確信した。もちろん期待は裏切られることはなかった。
特に面白かった二編を紹介しよう。
ある牧師の死後、書店から請求書が届く。牧師は生前、そこでいかがわしい本を買ったというのだが……『牧師の汚名』。
独り暮らしの老人が自殺しようとして失敗した。事件を担当した新米警官は、二度とこんなことをしないようにと約束させて老人を釈放するが……『ある老人の死』。
(今となっては)使い古されたトリックも多いが、それでも楽しんで読むことができた。
85点
67編もの短編が収録されている。
エラリー・クイーンによる、ぞくぞくするような粋な序文。
最初の作品『探偵業の起源』に書かれている、アダムとイヴによる笑える事の始まり。
この二点を読んだ時点で、本作品集の出来の良さを確信した。もちろん期待は裏切られることはなかった。
特に面白かった二編を紹介しよう。
ある牧師の死後、書店から請求書が届く。牧師は生前、そこでいかがわしい本を買ったというのだが……『牧師の汚名』。
独り暮らしの老人が自殺しようとして失敗した。事件を担当した新米警官は、二度とこんなことをしないようにと約束させて老人を釈放するが……『ある老人の死』。
(今となっては)使い古されたトリックも多いが、それでも楽しんで読むことができた。
85点
PR
この記事にコメントする