ジョーエレン・ディミトリアス(ソニーマガジンズ)
この本の筆者は、陪審員を選定するとき、どの人を選んだらいいのかアドバイスするコンサルタントである。いわゆる「人を見る」プロ。そのせいか納得できる部分が多い。
安物のティッシュを買う人は他人へのもてなしにお金を使わない人だとか、誰かの悪口を言う時ためらいがちに、さも自分は犠牲者なのよという口調でしゃべる人は、実は相手をコントロールして自分を助けてもらいたいだけだとか。
読み進めていくうちに心に積もっていく澱がある。本当に親切でおもいやりにあふれる人間なんて、そうそういないという事実である。たぶんそれが現実、なのだろう。
55点
この本の筆者は、陪審員を選定するとき、どの人を選んだらいいのかアドバイスするコンサルタントである。いわゆる「人を見る」プロ。そのせいか納得できる部分が多い。
安物のティッシュを買う人は他人へのもてなしにお金を使わない人だとか、誰かの悪口を言う時ためらいがちに、さも自分は犠牲者なのよという口調でしゃべる人は、実は相手をコントロールして自分を助けてもらいたいだけだとか。
読み進めていくうちに心に積もっていく澱がある。本当に親切でおもいやりにあふれる人間なんて、そうそういないという事実である。たぶんそれが現実、なのだろう。
55点
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