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よしなしごとども 書きつくるなり
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藤沢周平(文藝春秋社)

 15歳の少年藩士・文四郎。剣術に非凡な才能を持つ彼は、数々の苦難を乗り越え、凛々しく成長していく。

 毛嫌いしていた時代小説を初めて読んだが、これはすばらしい。
 まず、主人公の礼儀正しい立ち居振る舞いが清々しく、この荒んだ現代からみるととても新鮮なのだ。
 また彼の剣の稽古仲間である逸平、与之助の二人も友情に篤く、人間味にあふれていて、いい。
 ストーリーも起伏があって飽きさせない。特に終盤の、斬り合いとなって文四郎が刀を振るうシーン、淡い恋心を抱いていたおふくとの逢瀬のシーンなどは、鳥肌が立つほど面白かった。
95点
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