古川日出男(文藝春秋社)
1943年、アリューシャン列島の中の一つの島に、四頭の軍用犬が放置される。彼らと、その子孫にあたる犬たちは、幾多の戦争、抗争に身を投じざるを得なかった……。
著者の本を読むのは二冊目だが、この人はこういうふうに文章を書きたい人なのだな、とやっと理解した。こういうふうとはどういうふうかと言うと、思いついたまんま、だ。
ときに視点はブレて、言葉は暴走する。そんな細かいことは気にしない、と思える読者ならいいのかもしれないが、私には無理だ。
ストーリーもどんどん登場人物(犬物?)が増えて拡散していくタイプの話で、それも苦手とするところなので、なおさら受け容れ難かった。
50点
1943年、アリューシャン列島の中の一つの島に、四頭の軍用犬が放置される。彼らと、その子孫にあたる犬たちは、幾多の戦争、抗争に身を投じざるを得なかった……。
著者の本を読むのは二冊目だが、この人はこういうふうに文章を書きたい人なのだな、とやっと理解した。こういうふうとはどういうふうかと言うと、思いついたまんま、だ。
ときに視点はブレて、言葉は暴走する。そんな細かいことは気にしない、と思える読者ならいいのかもしれないが、私には無理だ。
ストーリーもどんどん登場人物(犬物?)が増えて拡散していくタイプの話で、それも苦手とするところなので、なおさら受け容れ難かった。
50点
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