奥田英朗(文藝春秋社)
五つの作品が収められている。表題作の「イン・ザ・プール」が面白かった。
ストレスから体調を崩した和雄は、とある精神科医に掛かる。
医師の名は伊良部。診察は適当で、注射フェチで、お調子者の彼に和雄は不信感を持つ。
そんな折、ストレス解消のために和雄は水泳を始める。伊良部も泳ぐことに興味を持ち、ついには二人で水泳にハマってしまうが……。
伊良部がいい。こんな精神科医がいたら、私もかかってみたい。悩みなんか霧散しそうだ。
彼はカウンセリングなんか無駄だと言い切る。「生い立ちも性格も治らないんだから、聞いてもしょうがないじゃん」と。豪快かつシンプル。
伊良部氏の活躍(?)がもっと読みたくなった。
70点
五つの作品が収められている。表題作の「イン・ザ・プール」が面白かった。
ストレスから体調を崩した和雄は、とある精神科医に掛かる。
医師の名は伊良部。診察は適当で、注射フェチで、お調子者の彼に和雄は不信感を持つ。
そんな折、ストレス解消のために和雄は水泳を始める。伊良部も泳ぐことに興味を持ち、ついには二人で水泳にハマってしまうが……。
伊良部がいい。こんな精神科医がいたら、私もかかってみたい。悩みなんか霧散しそうだ。
彼はカウンセリングなんか無駄だと言い切る。「生い立ちも性格も治らないんだから、聞いてもしょうがないじゃん」と。豪快かつシンプル。
伊良部氏の活躍(?)がもっと読みたくなった。
70点
PR
この記事にコメントする