小川洋子(幻冬舎)
面白い対話もあれば、面白くない対話もあった。当たり前だが。
ここは私らしく、面白くなかったほうを。
作家・五木寛之との「生きる言葉」というタイトルがついた対話。
日本人の自殺者の多さについて二人が語っているのだが、その中で五木氏が
「たとえば借金が返せない、生きているのが面倒くさくなった……(略)ような自殺は、逆に言うとあいつを消せば借金は帳消しになるかもしれない、じゃ、消しちゃおうか――こういう考え方とどこか相通ずるものがある」
と言っている。
「借金」とひと括りにして、そこにあるであろういろいろな事情や心情をまるっと無視、あげく犯罪者に近しい? これが有名作家の言うことなのかと唖然とした。
小川氏には関係ない話だが、どうしてもこれが書きたかった。五木氏、見損ないました。
60点
面白い対話もあれば、面白くない対話もあった。当たり前だが。
ここは私らしく、面白くなかったほうを。
作家・五木寛之との「生きる言葉」というタイトルがついた対話。
日本人の自殺者の多さについて二人が語っているのだが、その中で五木氏が
「たとえば借金が返せない、生きているのが面倒くさくなった……(略)ような自殺は、逆に言うとあいつを消せば借金は帳消しになるかもしれない、じゃ、消しちゃおうか――こういう考え方とどこか相通ずるものがある」
と言っている。
「借金」とひと括りにして、そこにあるであろういろいろな事情や心情をまるっと無視、あげく犯罪者に近しい? これが有名作家の言うことなのかと唖然とした。
小川氏には関係ない話だが、どうしてもこれが書きたかった。五木氏、見損ないました。
60点
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