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よしなしごとども 書きつくるなり
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映画紹介が続いちゃうよねー。
ってことでNetflixで見ました。

栗原佐都子(永作博美)と清和(井浦新)夫婦は、検査の結果子どもが持てないことが発覚。
悩んだ末に特別養子縁組で男の子の赤ちゃん、朝斗をもらうことにします。
その子は中学生のひかりが産んだ子で、育てることができないということで養子に出された子でした。
朝斗が幼稚園生となったある日、夫婦のもとに電話が掛かってきます。
「私の子を返して」と。

ストーリーはなかなか興味をそそられるものでした。
が。
セリフの間とかカメラ回しっつーの? にめっちゃイライラ。
喋りだすたびにためるんですわ、特に主人公の2人が。
こんな喋り方する人が身近にいたら、間違いなく「ちゃっちゃと話せ」って言いたくなるね。
画面も無駄にゆらゆらするし、これ、嫌いだわー。

あと嫌いポイントは、中学生のひかり。
初潮もきてないのに妊娠て、いや医学的には有り得るんでしょうけど結果も想像できなかった? ないわぁ。
その後、親が悲しんだり怒ったりしてるのを、反抗的な態度でしか応じてないし。
せめて産める環境を作ってくれたことに対しては感謝しろってんだ、まったくもう。

朝斗が幼稚園で友だちをジャングルジムから突き落とした事件も、養子という制度について考えさせられる部分でした。
母親として「やっていない」と言う我が子を信じたい、けど……この「けど」の部分。
はっきりとしたセリフはないのですが、永作博美が顔に困惑を浮かべるのです。
私も長らく子どもができなかったけど、この困惑を想像するととても養子をもらおうとは思えませんでした。
うまく言えないけど……差別的な言葉になるかもだけど、遺伝的なことが怖い。

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毎日雨、雨で、映画みるしかないよねー。
ってことでNetflixで見ました。
ダウン、じゃなくてドーンウォール。
ヨセミテにある難攻不落と言われた壁を、フリークライミングで登る、というドキュメンタリー映画。

子どもの頃、少し知的障害があったトミーだが、山岳ガイドであった父親に鍛え抜かれる。
ある時、クライミングの大会にフラッと参加してあっさり優勝してしまう。
そこからは怒涛の活躍をし、トップクライマーとなるも、キルギスタンで登攀中に拉致され命の危険にさらされたりもした。
その後、怪我や離婚で心身ともに深い傷を負うが、ドーンウォールへの挑戦が彼を奮い立たせる、というストーリー。

最初は壁をよじ登る映画が面白いか? と思ったのですが、すっっっごく面白かったです。
まずトミーが、本当に心がきれいというか、優しいというか、まっすぐなんですわ。
ちょっとまっすぐ過ぎて諦めることを知らなくて周りはやれやれ、ってところもあったんですけどね、ええ。
そして壁ですよ、本当に壁以上の壁、ほぼ垂直ですもん。
そこを年単位で登り方を研究して、何週間もかけて登るのです。
寝るときは、その垂直なところにテントを張って、吊り棚みたいな状態の中で眠るのです。
見物人はどんどん増えるし、一緒に登っている相棒がいたのですが、そっちのコンディションにも付き合わなくちゃいけないし。
んもう困難に次ぐ困難。
そして最後は……って書けないけど、まあ見て良かったです。
大おすすめ。

タイトルからてっきり戦争映画だと思っていて、知ってるけど見てない映画でした。
NHK-BSで放送していて、ちらっと見るつもりが全部見てしまいました。

会社経営者のロジャー(ケイリー・グラント)が人違いから謎の組織に追われるはめになり、これまた謎の女性・イブ(エバ・マリー・セイント)に助けられながら逃走する、という話。

見始めたのが10分すぎくらいだったせいか、なかなかストーリーがつかめず苦労しました。
ロジャーから見て敵と味方が次々どんでん返るし、ニューヨーク、シカゴと場所が移るし、もう。
でも細かいところが面白かったです。
ロジャーもイブも何かっつーと信用されて許されてしまうんですわ、美しいから。それってあり?

それからファッションも見どころのひとつかも。
男性のスーツはスリムなシルエットでかっこいいし。
イブのドレスも、その美しさを際立たせていたし、オバサマたちの襟元はゴージャスな毛皮だったり。

ラスト、サウスダコタのラシュモア山のシーンが最大の見せ場でした。
巨大な4人の大統領の顔が刻まれている山です。
主人公の2人が追い詰められて、その彫刻のところを逃げるのですが、つるっと足が滑ったり、ヒールがポキッと折れたり、あるあるなんだけどドキドキ。

もう一度ちゃんと見たいと思わせる映画でした。

Amazon Primeで見ました。
原作を読んでいたので、けっこう期待がふくらんでいましたが、うまく映像化されていました。

グリコ・森永(劇中ではギンガ・萬堂)事件で、脅迫に使われた子どもの声。
その声の主と新聞記者が、事件から30年以上が経った今、真相に迫ってゆくというストーリー。
記者は小栗旬でしたが、こんなに演技がうまかったっけ? ってほど上手でした。
自然で力みがなくてよかった(上から
声の主は現在、テーラーで仕立て屋をしている設定ですが、星野源が演じています。
こっちも上手。
怒っているシーンでは黒目が小さくなって、悲しんだり笑ったりすると大きくなるの、え、そんなことある? とそこに目が釘付けになりました。

あんまり書くとネタバレですが、事件の動機のひとつとして「腐った警察、許すまじ」というものがあるのです。
人生を狂わされたら、そりゃあ許せないって思うでしょうけど、腐った人は一部であって警察全部が腐っているわけじゃないからねぇ。
それは違うよね、って劇中でも言われてましたが、それなーと思いましたです。
腐った人が統治している某国は許せん! と思ってもそこに原爆を落としていいかってーと違うもんね。

Netflixでみました。
主演は櫻井くん、舞台は美大です。
竹本(櫻井翔)は美大に通うごく普通の大学生。はぐみ(蒼井優)に惹かれるが、才能あふれる彼女に臆することが多い。
いっぽう彼らの先輩である森田(伊勢谷友介)は天才肌の変人で、学内では傍若無人にふるまう。
はぐみと森田はお互いの才能を認め合って惹かれるが、極度の人見知りであるはぐみは、森田の真意をはかりかねて、時に傷つくのだった……。

アイドル映画かと思って(!)期待せずに見たのですが、なかなか面白かったです。
ほとんどの人は櫻井くん側(凡人)なわけで、天才オーラを巻き散らす人なんて滅多にいないわけで、自分の存在っていったい、と天に問いたくなりますよね。
そういうがっかり感がうまく描かれていたと思います。
がっかり、かーらーのー諦観っていうか、それでも僕は遠くからでも君をみてるよ、的な? なんだそれ。

対する天才2名の描き方は型通りだったかな。
いや、天才にじかに会ったことがないので分からないですが、こんな特殊な性格の人ばっかりじゃないですよね、たぶん。
まあ普通の性格だと絵にならないんでしょうけど。

美術品の価値って誰が決めるのか? という点も興味深かったです。
映画はフィクションですが、見抜ける人たちは「前のほうがよかった」「俺だってそう思う」と言っていて、見抜けない人たちが500万円という値段を付ける。
500万円の価値があるのかどうかは市場が決める。
ね、不思議な話ですわ。


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