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映画「私は告白する」

NHK-BSで放送されたものを録画して観ました。
ヒッチコック映画はだいぶ観ましたが、これは初見でした。

神父であるマイケルは、ある夜ケラーの告白を聞く。それは強盗殺人という恐ろしいものであった。
ほどなくして警察の捜査が始まる。
事件当日、僧衣の男を見たという目撃者が現れるが、それはケラーが仕組んだ罠だった。
しかもマイケルが人妻と会っていたことも判明してマイケルが犯人として疑われる。
彼は聖職にあるため真実を語ることが出来ず、ついに裁判にかけられることになるが……。

古い映画ですが、すごく面白かったです。
神父と人妻の過去の出来事、ケラーの悪人っぷり、殺された弁護士の人柄……といろいろな要素が組み合わさって飽きさせない展開でした。

しかし懺悔の内容は口外できないってのはここまで厳しいものなのでしょうか。
法律よりも守るべきものなの? ともやもやが止まりませんでした。
ケラーが煽ってくるんだもの。
やーいやーい言えないだろー、お、バラすのか? やっぱりバラすんだろ、お前はそういう汚いヤツだよなぁ、みたいに。
あとは人妻役のアン・バクスターの美しさには見とれました。
このあたりのモノクロ映画の女優の美しさって、本当にただ者ではないよね。

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映画「バベットの晩餐会」

NHK-BSで放送されたのを録画して観ました。

19世紀、ユトランドの片田舎に美しい姉妹・マーチーネとフィリパが暮らしていた。
牧師だった父親亡きあと、老境となっても二人は同じように清廉な生活をしていた。
若い頃には姉であるマーチーネには士官のローレンスが、妹のフィリパには歌手のパパンが求婚するも、父親の想いを汲み取って結婚することはなかった。
やがて父親の生誕100年を記念して、二人はささやかな晩餐会を催し、村人たちを招こうと計画する。
そこで家政婦であったバベットが二人に、フランス料理でもって晩餐会を仕切らせて欲しいと申し出る。
戸惑う姉妹であったが、バベットの希望を叶えることにする……。

凝った演出やセリフはないけど、じんわりと心に響く良き映画でした。
本当に姉妹が美しくて男どもが夢中になるのも無理はない、それゆえ年老いた姿が物悲しくてその対比が残酷な気がしました。
後半はバベットが作る豪華な料理の数々に目を奪われました。
彼女は宝くじが当たって1万フランを手に入れ、それでもって食材を調達するのです。
そうとは知らないマーチーネが生きたウミガメに驚いて悪夢を見るシーンは笑ってしまいました。天罰が下ると思い込んで、みんなに料理に興味を示してはダメだと言い出したり。

招かれた村人たちも高級食材とは無縁の人たち。
ただ一人、パパンの計らいで招かれたローレンスだけがその味に驚嘆する……うまい展開でした。
バベットの正体がラストで明かされますが、そこまで何となく冷淡で怖い雰囲気だった彼女が実は、という流れにゾクゾクさせられました。

映画「ハウス・オブ・グッチ」

auのスペシャルウィークで1100円だったので昨日見てきました。
まん防が出てるのに非常識かしら大丈夫かしら、と思ったけどさすがは田舎、4、5人しかいなかったよ。
で映画。
まー面白かった。

グッチの創業者の孫であるマウリツィオ(アダム・ドライバー)と、パトリツィア(ガガ様)が出会い、やがて結婚する。
マウリツィオは家業に興味がなかったが、パトリツィアの助言もあって父親の死後、叔父・アルドが仕切っていたNYへと渡る。
グッチの偽物を目にして憤るパトリツィア、だがアルドは意に介さない。一計を案じたパトリツィアはアルドのダメ息子・パオロを言いくるめてアルドの脱税を暴露させる。叔父一家はほどなくして崩壊する。
いっぽうマウリツィオは妻の不遜な態度に次第に嫌気が差し、再会した古い女友達に惹かれてゆき……。

これはもうガガ様の迫力が一番の見どころでしょう。
気弱な青年だったマウリツィオを待ち伏せしてデートに持ち込んだり。
義父に疎んじられて、豪邸に飾られていたクリムトの絵をピカソ? なんて言っちゃって、でもまったく悪びれない。
そのダイナマイトボディーをさらに魅力的に見せるグッチのファッションとメイク。
終盤、夫にひどい言葉を投げつけられるシーンでは、こっちまで悲しくなっちまったぜ。
キリッと顔を上げているのがガガ様には似合うんだぜ。

しかしGUCCIって今も存在するブランドなのに、ここまで描いていいんだと驚きました。
関係者からは批判が出ているようですが、殺人事件や脱税があったのは事実だそうで、それだけでもすごい。

映画「トゥルーマン・ショー」

NHK-BSで放送されたのを録画してみました。
離島に住むトゥルーマン(ジム・キャリー)は、保険会社の営業マン。どこにでもいそうな彼だが、実は彼の日常は全世界に配信され、彼だけがそれを知らなかった……。

島ぜんぶが巨大なセットという設定に驚かされました。
道ゆく人々も、妻も、幼なじみの友人も全部役者で、トゥルーマンが次第に違和感を持つあたりがみせます。
あれ? いやでもまさか……という時に、彼は一人の女性に好意を寄せます。が、彼女は「妻になる予定の女性」ではなかったのですね。
なんとか彼に真実を知らせようとする女性、彼女が浜辺で放つ言葉が「この砂も! セットなの!」。
見ているほうもひぇ~っとなりましたわ。

トゥルーマンが画面に居るときは、常に四隅が陰っていてレンズ越しだということが示されているし、配信を見ている人々の喜怒哀楽も愉快だし。
奇妙な、しかしそこが面白い映画でした。
ひとつ不可解だったのはプロデューサー。
終盤の彼の暴走は何が言いたかったのかな、テレビ業界って視聴者を惹きつけることしか考えてないよね、腐ってるな、ってこと?

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories

を映画館で見てきました。
12月1日は映画の日なので割引よね、と思ったら大間違い、どんな割引も無し! そして3,300円! まったく5人にはびっくりさせられるぜべいべー。

それはさておき。
いちばん近いTOHOシネマズだと3つのスクリーンで上映されてました。
そんなに込んでるんか!? とビクビクしながら行きましたが、空いてたよ。

それはさておき。
んもう出だしから涙が出て困りました。
このツアーは私も見に行ったけど、その時の興奮やら、「もうこの5人でのライブは無いんだな……」という絶望やらで、感情がぐちゃぐちゃで。
まぁ多少、いやたくさん泣いたって大丈夫、ずーっと大音量で歌、歌、歌だから。
MCはほとんどカットされてて、とにかく歌ってた。
長めのフィルムでしたが、本当にあっと言う間でした。
ラストの5×20でもまた涙。
はぅぅ。

あくまで私見ですけど、大野くんの表情が冴えない気がしました。
あー疲れた、やらなくちゃいけない事はやるけど、それ以上はちょっと……そんな感じ。
他の4人の全力感と比べると物足りないなーって。
おおちゃんはいつもこんな感じなの! 知らないの!? バカじゃないの!? って言われそう(被害妄想含む)だけどさ。ふっ。

あと1回くらいは見に行きたい気持ち。

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