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よしなしごとども 書きつくるなり
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長澤まさみが日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を取っていて、あら面白そうってことでNetflixで見ました。
結論、失敗。
以下、ネタバレありです。







秋子(長澤まさみ)は自堕落なシングルマザー。
息子の周平を奴隷のように扱い、学校へ行かせようともしない。
男をとっかえひっかえしてはその日暮らしをしていたが、やがて妊娠。
付き合っていた遼(阿部サダヲ)には逃げられ、親に金の無心をするが断られて、自暴自棄に拍車がかかり……。

長澤まさみがすごく上手くて、息子を怒鳴って服従させる演技や、何よりその目付きが。
子どもなんてどうなろうと知ったことか、みたいなセリフを吐くときの目付きが、ビー玉みたいな目で怖いのなんのって。
気だるげに煙草をふかすシーンも堂に入ってたし。

そして男たちの途轍もないだらしなさ。
ちょっと長澤がエロい視線を投げただけで、手もなく引っ掛かるんだもの。

これ、実話をもとにした映画らしいですが、息子も息子だわ。
もうババア(息子からみたら祖母)をヤって金を盗るしかないね、とつぶやく母親に従うってどうなのよ。
事件後も母親をかばって全部罪をかぶってしまうし、んもう理解不能。
シャバにいても良いことないし、ムショのほうが3食たべられて本も読めるって……そっちは分かる気もするけど。

ラスト、母親は後悔してるのか? うーん、してないよね。
という救いのない話。
見なければよかった。

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金曜日に放送されたものを録画して見ました。
福島原発事故について、今までよく知らなかったことも描かれていて、個人的には見てよかったと思いました。
結果を知ってるだけに(いまだにこの問題はまったく収束してないし)、出だしから見るのが苦しくて、何度も挫けそうになりましたけど。
これは日本人なら見ておいたほうがいいよ、うん。

見終わってから、評論家や素人のレビューを読みましたが、批判している人も結構いるんですね。
総理大臣の描き方がひどすぎるとか、彼の行動を捻じ曲げて捉えてるとか。
まあ言った、言わないの世界?
あんなにわめき散らしていたとは思わないけど、100パーセントのドキュメンタリーじゃないんだから、大筋で合ってればいいと思うけどな。

あとは緊迫した場面でセリフを言う人がひとりひとり順番こみたいになってて、卒業生を送る言葉ですか? とか。
それを言い出したら映画として成り立たないっしょ。
誰もつっかえたり言い間違えたりしないとか、そういう話になっちゃうでしょ。
そういうのが気になるなら映画を見るなとしか。

ま、何だって文句つけたい文句マンはいるよね。
それはさておき、本当にあの事故は日本の危機だったのですね。
2号機が爆発しなかったのは奇跡だったって、怖すぎるんですけど。
北関東住みの私だって、避難させられるところでしたわ。

事故後、しばらく東電は批判にさらされましたけど、少なくとも現場で働いていた人たちは命がけで処理にあたっていたと思います。
その目線で作られた映画なので、政府の描き方ガーとか、こまけーこたぁいいんだよ! と思いましたです。

Amazon primeで見ました。

小さなバーで歌手として働くアリー(レディー・ガガ)。
そこへ偶然訪れた人気歌手ジャクソン。彼はアリーの才能に気付いて、やがて自分のライブに招待する。
大観衆が見つめる中、アリーは戸惑いながらもジャクソンと共に歌い、歓声を浴びる。
ほどなくしてアリーは大物プロデューサーにも認められて、スターへの階段を着々と登ってゆく。
いっぽうジャクソンはアル中が悪化して、2人の関係にもヒビが入り……。

この映画の見どころ、いやさ聞きどころはやっぱりガガ様の歌でしょう。
歌うまなのは知っていましたが、こんなにすごいとは。
何気なくアカペラで歌うシーンであっても場の空気が変わるほどの声量だし。
本気だして歌うシーンでは感動して涙が出てきたし。
なんつーか声の芯が太いのよ、揺るぎがないのよ、まるで島津亜矢(←私の評価基準となっている)なのよ。
そんなガガ様なのに、役では「鼻が高すぎるって言われたの」なーんて自信なさげに言うのです。
アメリカでも!? 女性歌手に容姿を求めるの!? ってびっくりさ。

ジャクソンとの恋愛の部分も、まあ型通りではあったけどよく描かれていました←ウエメセ
アリーはジャクソンに、見出してくれた恩義も感じていただろうし、男性として好きになりすぎていて、かわいそうなほどでした。

あとはアルコールとドラッグにおぼれるジャクソンがリアルでした。
以前有名ピアニストが睡眠薬が手放せないと言っていましたが、げーのー人も大変だわ。

Amazon primeで見ました。

60年代のアメリカ。
イタリア系白人のトニーは職を失ったタイミングで、黒人ピアニスト・シャーリーのツアーに運転手として同行することになる。
人種差別が色濃く残る南部を旅する2人。行くさきざきでトラブルに見舞われるが……。

実話をもとにした映画だそうで、半世紀前のアメリカってこうだったんだ! という驚きとともにみました。
シャーリーはアメリカ随一の天才ピアニストなのに、黒人というだけでレストランに入れなかったりします。
演奏会場は金持ち相手の一流ホールだったりするのに、トイレさえ使わせてもらえないのです。
それでもシャーリーは粛々とピアノを弾きます。
お調子者でがさつなトニーは、自身もそれまで平気で黒人差別をしていましたが、シャーリーとともに旅をするうち、次第に「これっておかしくね?」と気付きます。
そのトニーの心が変化してゆく様が、この映画の見どころでしょうか。

人種差別という重いテーマがあるものの、ふふふと笑える部分もたくさんありました。
出始め? と思われるケンタッキー・フライド・チキンの描写とか。
うまいうまいと車中でむさぼり食うトニー、ブランケットに油が付く、衛生的に疑問があるし要らないと固辞していたシャーリーが、ひとくち食べて「!」ってなるシーンが笑えました。
ケンタ、おいしいよねぇ。

あまり期待しないで見た映画でしたが、とってもいい映画でした。

テレビでノーカット放送されていたので録画して見ました。
ダンナは私と同じくらい嫌韓なので見たくないって言っていたのですが、昨日はやることもなくて渋々一緒に見てました。

両親、長男、長女という家族構成のキム一家は貧しさにあえいでいた。
ひょんなことから長男・ギウが超セレブ一家・パク家の子どもの家庭教師をすることとなる。
そこから次々にパク家に入り込んでいくキム一家。
彼らの計画は順調だったが、彼らのせいでクビになったメイドが舞い戻ってきて、状況は一変する……。

ストーリー自体はさすがアカデミー賞! って感じの飽きさせないものでした。
志村後ろ後ろ! 的なスリル、エロティックなシーンもあったり、おいおいって言いたくなるような笑えるシーンもあったり。
これが韓国ドラマがウケてる要因なのかな、まったく見たことがないので推測ですが。

それから匂いが物語のキーになっているところがうまいなぁと思いました。
いろいろ隠しても、匂いだけはどうすることもできない。
貧乏人の匂い、臭いって書いたほうがいいかな、が父親であるギテクにとってコンプレックスの象徴だったのでしょうね。
それがあの悲劇を呼んだんだよね。

「誰も知らない」ぐらい後味の悪い映画でした。
が、北朝鮮のことを映画の中とはいえ、こんなふうにおちょくるんだとか、長女が美人の設定だけど、これで?とか、セレブのお金の遣いかたパネェとか、細部が興味深かったかな。

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