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映画「ハウス・オブ・グッチ」

auのスペシャルウィークで1100円だったので昨日見てきました。
まん防が出てるのに非常識かしら大丈夫かしら、と思ったけどさすがは田舎、4、5人しかいなかったよ。
で映画。
まー面白かった。

グッチの創業者の孫であるマウリツィオ(アダム・ドライバー)と、パトリツィア(ガガ様)が出会い、やがて結婚する。
マウリツィオは家業に興味がなかったが、パトリツィアの助言もあって父親の死後、叔父・アルドが仕切っていたNYへと渡る。
グッチの偽物を目にして憤るパトリツィア、だがアルドは意に介さない。一計を案じたパトリツィアはアルドのダメ息子・パオロを言いくるめてアルドの脱税を暴露させる。叔父一家はほどなくして崩壊する。
いっぽうマウリツィオは妻の不遜な態度に次第に嫌気が差し、再会した古い女友達に惹かれてゆき……。

これはもうガガ様の迫力が一番の見どころでしょう。
気弱な青年だったマウリツィオを待ち伏せしてデートに持ち込んだり。
義父に疎んじられて、豪邸に飾られていたクリムトの絵をピカソ? なんて言っちゃって、でもまったく悪びれない。
そのダイナマイトボディーをさらに魅力的に見せるグッチのファッションとメイク。
終盤、夫にひどい言葉を投げつけられるシーンでは、こっちまで悲しくなっちまったぜ。
キリッと顔を上げているのがガガ様には似合うんだぜ。

しかしGUCCIって今も存在するブランドなのに、ここまで描いていいんだと驚きました。
関係者からは批判が出ているようですが、殺人事件や脱税があったのは事実だそうで、それだけでもすごい。

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映画「トゥルーマン・ショー」

NHK-BSで放送されたのを録画してみました。
離島に住むトゥルーマン(ジム・キャリー)は、保険会社の営業マン。どこにでもいそうな彼だが、実は彼の日常は全世界に配信され、彼だけがそれを知らなかった……。

島ぜんぶが巨大なセットという設定に驚かされました。
道ゆく人々も、妻も、幼なじみの友人も全部役者で、トゥルーマンが次第に違和感を持つあたりがみせます。
あれ? いやでもまさか……という時に、彼は一人の女性に好意を寄せます。が、彼女は「妻になる予定の女性」ではなかったのですね。
なんとか彼に真実を知らせようとする女性、彼女が浜辺で放つ言葉が「この砂も! セットなの!」。
見ているほうもひぇ~っとなりましたわ。

トゥルーマンが画面に居るときは、常に四隅が陰っていてレンズ越しだということが示されているし、配信を見ている人々の喜怒哀楽も愉快だし。
奇妙な、しかしそこが面白い映画でした。
ひとつ不可解だったのはプロデューサー。
終盤の彼の暴走は何が言いたかったのかな、テレビ業界って視聴者を惹きつけることしか考えてないよね、腐ってるな、ってこと?

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories

を映画館で見てきました。
12月1日は映画の日なので割引よね、と思ったら大間違い、どんな割引も無し! そして3,300円! まったく5人にはびっくりさせられるぜべいべー。

それはさておき。
いちばん近いTOHOシネマズだと3つのスクリーンで上映されてました。
そんなに込んでるんか!? とビクビクしながら行きましたが、空いてたよ。

それはさておき。
んもう出だしから涙が出て困りました。
このツアーは私も見に行ったけど、その時の興奮やら、「もうこの5人でのライブは無いんだな……」という絶望やらで、感情がぐちゃぐちゃで。
まぁ多少、いやたくさん泣いたって大丈夫、ずーっと大音量で歌、歌、歌だから。
MCはほとんどカットされてて、とにかく歌ってた。
長めのフィルムでしたが、本当にあっと言う間でした。
ラストの5×20でもまた涙。
はぅぅ。

あくまで私見ですけど、大野くんの表情が冴えない気がしました。
あー疲れた、やらなくちゃいけない事はやるけど、それ以上はちょっと……そんな感じ。
他の4人の全力感と比べると物足りないなーって。
おおちゃんはいつもこんな感じなの! 知らないの!? バカじゃないの!? って言われそう(被害妄想含む)だけどさ。ふっ。

あと1回くらいは見に行きたい気持ち。

映画「閉鎖病棟」

むかーし小説で読んだこの作品、U-NEXTで見ました。

舞台は精神科病院。
秀丸(笑福亭鶴瓶)は死刑判決を受けたが執行が失敗に終わって入院。
チュウさん(綾野剛)は幻聴の症状で暴れて入院。
由紀(小松菜奈)は継父から性的虐待を受けて不安定となり入院。
3人が主役の映画だけど、ほかの演者さんもうまいわぁ。
精神科に入院しているかたを直に見たことがないので想像でしかないけど、この役者たちは本物にかなり近いのでは、と思いました。

ただ、こんなに病院内がガチャガチャしてるのかな? と疑問には思いました。
あっちで小競り合い、こっちで怒鳴り合い、これじゃあ治るものも治らないのでは……。
それにフィクションとはいえ、管理が杜撰すぎ。
患者が屋上に簡単に行けるとか。
粗暴な患者が単独行動する時間がこんなにあるとか。
まあそういう点をしのぐほどの感動はありました。
鶴瓶さん、本当に優しくて善良な人なのに、運命のいたずらでこんな人生になっちゃって。
ラストに救いがあってよかったけど。
小松菜奈もただのイマドキの綺麗なおねえちゃんだと思っていましたが、難しい役をきっちり演じてました。
背中で演技するっていうのか、絶望と希望をうまぁく表現してましたわ(上から

映画「きみはいい子」

U-NEXTで見ました。
↓ ちょっとネタバレしてるかも。


岡野(高良健吾)は小学校の教師。子どもたちにはバカにされ、保護者には文句ばかり言われ、情熱を失いかけていた。
雅美(尾野真千子)は夫が海外赴任中で、娘と2人で生活している。子どもに暴力をふるうことが止められずに苦しんでいた。
独居老人のあきこはスーパーで万引きしたとして店員に捕まり、自身の認知症を疑うが……。

まず高良健吾。けっこう演技がうまいのね。
大声で注意してもきいてくれない子どもたちに辟易、みたいな表情がよかった。
矢部太郎ちっくでした(ちょっと似てないっすか?)。

ストーリーのほうは見ていていろいろと苦しかったです。
尾野真千子の虐待がリアルで鳥肌が立ちました。
ママ友たちの前では子どもをほとんど叱らないのに、家に帰ると娘にダメ出しの嵐。
そのいかにも表面だけの付き合いって感じのママ友たちの中で、唯一ぶっちゃけキャラの池脇千鶴が、だんだん尾野真千子と仲良くなっていくのです。
そこには深い訳があったのですが、そのあたりの描写もぐっときました。
池脇千鶴、天然っぽいのに実は周囲をよく観察している、そんな役柄がぴったりでした。

小学校では母親の彼氏? に邪魔扱いされて、家に帰れずにずっと学校の校庭にいる少年とか、設定だけで泣けてくる。
あきこと自閉症の子の出会いも良かった。
鍵をなくしてパニックになりかけていた少年に、ごく普通に接して家に招き入れるあきこ。
母親(例のスーパーの店員)が迎えに来た時、挨拶ができるいい子ね、と褒めてあげたら母親が感涙するシーンとかも、すごく心打たれました。

ラストだけがちょっと……ちゃんと見せてくれよ! とモヤっとしましたが、まあ良い映画でした。

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