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映画「Swallow スワロウ」

Amazon Primeで観ました。
前にツイッターで「女性主人公映画ベスト10」なんてハッシュタグを見つけまして。
ざーっと読んだのですが、この映画を推してるかたがけっこういて興味を持ちました。

主人公のハンターは玉の輿婚でニューヨークの豪邸で暮らしている。
夫は表面上は優しいが、妻よりも自分の親の言いなり。その義父母もハンターを見下していて話をまともに聞く気すらない。
やがてハンターは妊娠するが気持ちは晴れない。
そんな時、彼女はガラス玉を飲み込むという誘惑に勝てず実行してしまう。
排泄物にそのガラス玉を見つけ、彼女は得も言われぬ快感を知る……。

異食症という病気はうっすら知っていましたが、こんなに衝動が激しいなんて。
押しピンを飲もうとして舌を怪我したり、それで一度は諦めるけどまた意を決して飲み込むシーンとか、んもうお尻がキュッとなる部分がたくさんありました。
この女優は初めてみましたが上手いよね。
どこか冴えない女性、みたいな仕草とか、普段は大人しそうなんだけど怒りを爆発させてキレる演技とか。

ひとことで言うとキモチワルイ映画でしたが、色の使い方が綺麗で見とれるシーンが随所にありました。
ハンターがプールサイドで掃除するシーンでは紫のパンツに黄色い長靴。
カウンセラー? の女性のセーターの深いブルー。
夫のシャツとネクタイの色合わせ。
内容は他所様におすすめするようなものではないなぁと思いましたが、そこだけは観る価値ありかも。

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映画「勝手にふるえてろ」

Amazonのプライム会員になりました。
と言っても1年間だけですけど。
auが特典あげるねータダだよーって言うから乗っかってみた。
1年間映画観まくるよ! 就活は今回もダメだったからね! わっはっは!

さて映画。
綿矢りさ原作の小説の映画化。
OL・ヨシカ(松岡茉優)は恋愛経験がなく、中学時代からイチ(北村匠海)に想いを寄せていた。
しかし会社の同僚・ニ(渡辺大知)から人生初告白されて舞い上がる。
ニのことはそこまで好きじゃないヨシカは、イチに再会すべく海外にいる同級生になりすまして同窓会を企画する。
そこでイチに再会し、しかも二人きりになって話が弾んだが……。

うーん、まあまあでしたかね。
松岡茉優の妄想とか、渡辺大知の熱っぽい感じが鬱陶しかったです。
何より北村匠海の自己中さがもう。
同窓会での彼の告白は、ネタバレなので詳しく書けないけど「それ、本当?」って言いたくなったな。
オレさ、見た通りイケメンじゃん? だから周りが放っておかないってゆーか嫉妬? なのかなぁ、ちょっとつらかったなぁ(遠い目)、臭がぷんぷんしました。

あと余談っぽくなりますが、松岡茉優がいろんなコートを着てておしゃれさん設定なの? と思いましたが、その割に全体的にもっさりとしたコーディネートで ? でした。

映画「私は告白する」

NHK-BSで放送されたものを録画して観ました。
ヒッチコック映画はだいぶ観ましたが、これは初見でした。

神父であるマイケルは、ある夜ケラーの告白を聞く。それは強盗殺人という恐ろしいものであった。
ほどなくして警察の捜査が始まる。
事件当日、僧衣の男を見たという目撃者が現れるが、それはケラーが仕組んだ罠だった。
しかもマイケルが人妻と会っていたことも判明してマイケルが犯人として疑われる。
彼は聖職にあるため真実を語ることが出来ず、ついに裁判にかけられることになるが……。

古い映画ですが、すごく面白かったです。
神父と人妻の過去の出来事、ケラーの悪人っぷり、殺された弁護士の人柄……といろいろな要素が組み合わさって飽きさせない展開でした。

しかし懺悔の内容は口外できないってのはここまで厳しいものなのでしょうか。
法律よりも守るべきものなの? ともやもやが止まりませんでした。
ケラーが煽ってくるんだもの。
やーいやーい言えないだろー、お、バラすのか? やっぱりバラすんだろ、お前はそういう汚いヤツだよなぁ、みたいに。
あとは人妻役のアン・バクスターの美しさには見とれました。
このあたりのモノクロ映画の女優の美しさって、本当にただ者ではないよね。

映画「バベットの晩餐会」

NHK-BSで放送されたのを録画して観ました。

19世紀、ユトランドの片田舎に美しい姉妹・マーチーネとフィリパが暮らしていた。
牧師だった父親亡きあと、老境となっても二人は同じように清廉な生活をしていた。
若い頃には姉であるマーチーネには士官のローレンスが、妹のフィリパには歌手のパパンが求婚するも、父親の想いを汲み取って結婚することはなかった。
やがて父親の生誕100年を記念して、二人はささやかな晩餐会を催し、村人たちを招こうと計画する。
そこで家政婦であったバベットが二人に、フランス料理でもって晩餐会を仕切らせて欲しいと申し出る。
戸惑う姉妹であったが、バベットの希望を叶えることにする……。

凝った演出やセリフはないけど、じんわりと心に響く良き映画でした。
本当に姉妹が美しくて男どもが夢中になるのも無理はない、それゆえ年老いた姿が物悲しくてその対比が残酷な気がしました。
後半はバベットが作る豪華な料理の数々に目を奪われました。
彼女は宝くじが当たって1万フランを手に入れ、それでもって食材を調達するのです。
そうとは知らないマーチーネが生きたウミガメに驚いて悪夢を見るシーンは笑ってしまいました。天罰が下ると思い込んで、みんなに料理に興味を示してはダメだと言い出したり。

招かれた村人たちも高級食材とは無縁の人たち。
ただ一人、パパンの計らいで招かれたローレンスだけがその味に驚嘆する……うまい展開でした。
バベットの正体がラストで明かされますが、そこまで何となく冷淡で怖い雰囲気だった彼女が実は、という流れにゾクゾクさせられました。

映画「ハウス・オブ・グッチ」

auのスペシャルウィークで1100円だったので昨日見てきました。
まん防が出てるのに非常識かしら大丈夫かしら、と思ったけどさすがは田舎、4、5人しかいなかったよ。
で映画。
まー面白かった。

グッチの創業者の孫であるマウリツィオ(アダム・ドライバー)と、パトリツィア(ガガ様)が出会い、やがて結婚する。
マウリツィオは家業に興味がなかったが、パトリツィアの助言もあって父親の死後、叔父・アルドが仕切っていたNYへと渡る。
グッチの偽物を目にして憤るパトリツィア、だがアルドは意に介さない。一計を案じたパトリツィアはアルドのダメ息子・パオロを言いくるめてアルドの脱税を暴露させる。叔父一家はほどなくして崩壊する。
いっぽうマウリツィオは妻の不遜な態度に次第に嫌気が差し、再会した古い女友達に惹かれてゆき……。

これはもうガガ様の迫力が一番の見どころでしょう。
気弱な青年だったマウリツィオを待ち伏せしてデートに持ち込んだり。
義父に疎んじられて、豪邸に飾られていたクリムトの絵をピカソ? なんて言っちゃって、でもまったく悪びれない。
そのダイナマイトボディーをさらに魅力的に見せるグッチのファッションとメイク。
終盤、夫にひどい言葉を投げつけられるシーンでは、こっちまで悲しくなっちまったぜ。
キリッと顔を上げているのがガガ様には似合うんだぜ。

しかしGUCCIって今も存在するブランドなのに、ここまで描いていいんだと驚きました。
関係者からは批判が出ているようですが、殺人事件や脱税があったのは事実だそうで、それだけでもすごい。

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