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このテントは東京から取り寄せたらしい



今日は先月亡くなった叔父(ダンナの)の、本葬儀でした。

先日の密葬のときは、僧侶が50人くらい来たと書きましたが、今日は150人っ。
日本中の○○宗○○派の僧侶が来ちゃったか!? って感じでした。

葬儀の開始予定の時刻よりも30分早く僧侶が続々と本堂へ入りはじめたのは……入場だけで30分かかるからであった。わぉ~。
そして本堂は坊主坊主坊主でいっぱい、親族でさえ本堂には入れず。
もう何もかもが桁外れでした。

喪主のあいさつでは、亡くなったかたの息子さんが話されたのですが、最後に
「(看病などで)家内には本当に苦労をかけた、感謝している」
的なことを言っていて、思わず感動してもらい泣き。
お坊さんでもそういうことを言うんですね。
お寺さんに嫁入りなんてしたら、滅私奉公は当たり前~な世界だと思っていたよ。

そして宗教界の裏話などもいろいろと聞けました。
白い袈裟を着ているお坊さんがいて、ご本人に聞いたところによると
「管長様が導師を務められるときの、お付の役目をする」
という意味があるんだそうな。
あと、こういう葬儀に来るお坊さんは、香典を持ってくるのか、それともこちらが払うのか、とか。

なかなか興味深い一日でございました。


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新譜を聞いてもむなしい

相変わらず娘とは絶交中。←厨房みたい

「私が怒りを収めればいいのかい? それで万事解決なのかい?」
とダンナに問うと
「いや、怒りたいだけ怒ってれば。オレに被害が及ばなければいいよ」。

うん。
怒りを収める理由も無いしな。

そんな今日このごろなのに、今週末には娘の学校で懇談会があるんですわ。
コンサートに一緒に行く予定のB子のママも、おそらく来るでしょう。
私、冷静でいられるかな?


内向型人間の時代

スーザン・ケイン(講談社)

 読売新聞の書評に惹かれて読んだこの本。おそらく初めて読書しながら付箋を貼りまくった。
 あれもこれも紹介したいのだが、なるべく簡潔に書こうと思う(これには理由がある。それはまた後で)。

 『十戒』でおなじみのモーセについて。彼は預言者として神に選ばれたが、そのおとなしさゆえ一度は辞退したのだ。外向的な兄を代弁者とすることで、やっと自分の使命を受け入れた。
 これらのことは内向・外向が陰陽を成し、どちらも必要なのだということを示している。

 今はやりのオープンオフィス。だが、多種多様な産業界でのこれに関するデータは、生産性を減少させ、記憶力を損ない、働く人を敵対的にする、と語っている。
 これは内向型に限らず、誰でもみんな、人目につかないで隠れられる場所を必要としている証左だという。

 ある心理学者の研究によれば、感受性が鋭い人の大半は内向型だという。それは彼らの人生を苦しいものにすると同時に、良心を形づくる。
 もちろんみんながみんな善人ではないが、友人の苦境に思わず涙するのはこのタイプだ。

 そして最も興味をそそられたのが、11章の「静かな子供をどうしたら開花させられるか」。
 外向型の親と内向型の子、という組み合わせの場合、往々にして親が子供の性質を受け入れられずに、我が子は病気なのではないか? とまで思ってしまう。そういう子供は、受容と少しの応援があれば彼らなりのやりかたで生きていける、と認識することが大切である。
 また、親子とも内向型の場合は、親がそれで苦労した経験上、過度に心配してしまうことがあるという。子供は自分とは別の人間なのだと理解し、子供が神経質になっている場面では「自分もそうだった」と言える親でいればいい。

 内向型の人間は、人と接することでエネルギーを消耗する。外向型は、逆にそれでエネルギーをチャージする。これはまるで異星人ではないか。そういう人もいるということをお互いに理解し合いたいものである。
 そして内向は決して「悪」ではない。それで悩んでいる6,000万の人たち(一説によると半数は内向だという)に、この本を強くすすめたい。

 さて、なぜ簡潔さを心掛けたかというと、こんな実験結果が書かれていたからだ。50人の被験者に難しいジグソーパズルをさせたところ、外向型は内向型よりも途中であきらめる確率が高かった……いや、外向型は目標をすばやく見極める能力には長けている。ただ少し飽きっぽいらしい。
100点

ワタシの一行
(ファースト・レディにして国連代表団の一員として政治手腕を発揮したエレノア・ルーズベルトについて)
「彼女は傷つきやすさがもたらす苦しみから逃れることはなかった。(略)『内気な人間というものは一生内気なままなのでしょうが、それを乗り越える方法を学ぶのです』と彼女は言った。」(単行本 P.178)


こそばゆいほど

今読んでいる本、
内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

(あら、在庫切れ)

内向・外向の定義も難しいけどね、って話も入っているのですが、とりあえず自分は内向だと思うんです。
でもって、今って
外向じゃなくちゃね! 明るく、元気に! れっつ コミュニケーションなのだ!
って時代じゃないですか。
もう生きづらくってしょうがない。

で、こういう本に手を出すわけですな。
誰かに認めて欲しいんですね、結局。

これは存分に認めてくれてますよ。
しかも外向も否定していないし。
だからどんな性格の人が読んでもいい本だと思います。

また感想は書きますけど、とりあえず言いたかった。


怒りはふくらむばかり

今、会社では出社しない(できない?)人が4人。
5人目になろうかしら、私。
テンションだだ下がりなんだけど。

「学費」さえなければ働かなくてもやっていけるんだ。
こんなポンコツな身体をおしてまで働く意義は、どこにあるのかのぅ。

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