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よしなしごとども 書きつくるなり
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↓で書いた、フライパンを買ってきたときのことです。
新しいフライパンを見た娘が、ぼそっとつぶやきました。
「10年前のウチなら、きっと狂喜乱舞したね」。

娘が幼いころ、よく庭で友だちAちゃんとままごとをしていました。
おもちゃのガスレンジとか鍋とかまな板などを使って、それはそれは楽しげに。
たまに私が使い古しの調理道具をあげると、娘とAちゃんは大喜びしていました。
娘いわく、
「その、本物がキターーーッてうれしさは、今でも覚えてる。
ちゃちなおもちゃじゃなくて、鍋とか、お玉とかが本物だと、ちょーテンション上がったよね。
砂いれてー、水いれてー、おかあさんの鉢植えからバレないようにバラとかちぎって入れてー、ケーキとか作った。
あぁ思い出しても笑いがこみ上げるわ」
ちょっとちょっと、バラちぎってたんかーい。

「ふふふふ。なんであんなに楽しかったのかねぇ。Aちゃんのママが迎えにくると、遊び足りなくて『おかあさん、いっぱいしゃべって!』ってお願いしたよね」
うん、毎回言われた気がする。

この思い出話、小学校低学年くらいのときの話です。
あの頃は楽しかったなぁぁぁ、今じゃあ毎日勉強ばっかり、はぁぁぁ。
と最後はため息で終わる娘なのでした。


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ここんとこ、私の頭の中は「フードプロセッサ」で満たされております。
きっかけは某掲示板の書き込み。
「ひき肉って油っぽいよね。絶対買わない。自作するに限る」。
 
30年近く料理をしてきたのに、まったく何も感じてなかった……言われてみれば、ひき肉を炒めると油だらけになるわ。
そこから豚や牛のひき肉は買わずに、こま肉を買ってきては包丁で小さく刻む、をやってました。
当然いやになるよねー、ひき肉料理が減るよねー。
 
そんなある日、ダンナ実家へ行ったら、義姉が大根おろしを料理の付け合わせに出してきました。
義姉いわく「手でおろすと大変だけど、フードプロセッサなら一瞬だから」。
これを天啓と言わずして何が天啓か。
買うわ、苦節30年、今こそ買うわ。
そこから私は検索の旅に出たのでした。
条件は
・ミンチと大根おろしが出来るもの
・食洗機に入れられる
・あまり大きくなくて、キッチン出しっ放しでも絵になるおしゃんてぃーデザイン
・1万円以内でなんとか
 
私がまったく知らなかったメーカー、でもそのスジでは有名なんてのもあって、迷いに迷い。
ほぼ条件どおり、でも食洗機は×ってのが多くて、手洗いでも我慢するか……と決めかけると「洗ったとき指を切りました」なんてレビューがあって、また迷い。
 
こんなに迷うのには、さらにひとつ訳があります。
最近話題のフライパン、誇大広告で怒られたセラフィットですが、ほんの半月くらい前にそれを買っていたのです。
けっこうなお値段で満を持して買ったのに、嘘ばっかりだったなんて。
こんなことが許されていいのか?
売るだけ売っておいて、あとで「広告に偽りありでした、てへぺろ」で済むならけーさつは要らないぜっ。
もう失敗したくないと思うのも無理からぬことじゃーござらぬか。
 
現在、Amazonの「欲しいものリスト」に残っている精鋭たちは、フィリップス、ティファール、デロンギの三つです。
気が済むまで悩む所存です。

土日、そして今日も頭痛。
普通は一回鎮痛薬を飲むと9割がた収まるのですが、何度飲んでも3時間もすると
「ややヤクが切れた……」
となって、テンションだだ下がり。

最近、婦人科でHRT(ホルモン補充療法)を始めたので、そのせいか? と思ったり。
台風が次々きてるから、そのせいか? と思ったり。
頭の中に何らかの悪性腫瘍ができたか? と最悪なことを思ったり。

そうだ、久しぶりに血圧でも測ってみるか、と思ってやってみたらば、高いっ。
暑くなる前までは正常範囲内だったのに、どうした? とつらつら考えてみたのですが、これはウオーキング不足かも。
会社の昼休みに、雨天じゃないかぎり毎日2~30分ほど歩いていました。
が、この暑さでは行き倒れるわ、と思ってずーっとサボってました。
きっとそのせいです。
うーむ。
早起きして歩く? →汗かいたら会社行きたくなくなる
昼間歩く? →干からびる
夕方、そうね、帰宅して日が沈んでから歩こう、うん、そうしよう。

年を取ると、こうして何もしないとすぐマイナス圏に入ってゆくのだな、何かやってやっとプラマイゼロ? 面倒くさすぎるぜ、まったく。
まぁそれもこれも人によるんでしょうけど。
ダンナなんて、友人と登山だーっつって土曜日の朝4時に家を出ていきましたからね。
いつか一緒にやろうよ、と軽く誘われましたが、全力で断りました。
登山だけは絶対無理、何が楽しいのか120%理解できない、遠足でさえ苦行だったのに、と口を酸っぱくして言っておきました。
老いてますますアウトドア・インドアが際立つ私たちなのでした。


川上弘美(スイッチ・パブリッシング)

 ある「町」をめぐる、26の小さな物語。

やっぱり新刊が出ると買ってしまうんだな、川上弘美。
そんな作家は彼女だけなので、その習慣(?)を止めてしまうと私の読書人生も終わってしまうんじゃないかという恐怖があったり、なかったり。

さて本作。
途中まで、「町」に暮らす人々を順不同に描いているだけかと思ったが、何度も登場する人がいたりして、そのキャラクターを覚えつつ読んだほうがいいのだな、と理解した。
特に「かなえちゃん」は子ども時代から大人になってからのことまで書かれていて、こんな子がこんな大人に……なりそうなりそう、と面白く読んだ。
80点

娘が「彼氏がいかに世間とズレているか」を滔々と語るので、いたたまれない気持ちになる母。
いわく、

中学生になるまで親に自転車を買ってもらえなかった
→母親が彼を溺愛していて、ケガや遠出を危惧して与えなかったそう。

高校生になるまで友だちとTDRに行ったことがなかった
→親以外と行ったのは、娘が初だった。それも行き慣れてる子なら、とやっと親が承諾した。

娘の誕生日プレゼントに、300円ほどの鏡を選ぼうとしていた
→ちょうど娘が持っている鏡が壊れていたのを見た彼氏、良かれと思っての行動。しかしたったの300円? ほかには何も無いの!? と驚く娘。

などなど、全体的に彼氏というよりも親に問題があるのでは? という話が多いのです。
娘もそこは分かっていて、彼氏もかわいそうなんだよね、と同情している様子。
たびたび申し上げておりますが、私もそっち系(家庭環境に問題あり)なので、常識ガーって言われるとぐうの音も出ない。
大人になるまで、つい最近まで知らなかった一般常識が多々ありました。
思い出せるものとしては
・よその家に行くのに裸足は失礼
・葬式では長い髪はまとめるべき
など。
お箸の持ち方も、結婚してダンナにうるさく言われるまでダメダメだったし。

娘は
「私が彼氏をまっとうな人間に育てた」
とバカ丸出しで豪語していますが、何の苦労もなくふつーの家庭に育ったヤツに何が分かるってんだ。
ともやもやする母でした。


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