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方針を転換

Jアラートが鳴ったあの日。
家族のLINEで
「朝っぱらから空襲警報かよ」
「今日も株価はダダ下がり」
「まったくあのカリアゲ黒電話め」
とつぶやいたら、娘が
「カリアゲ? 黒電話? 何言ってるか分からない」
って。

ニュースは全く見ない娘、Jアラートが鳴ったことも知らなかったって。
東京では新聞は取っていないので「新聞くらい読め」は言えないですが。
こっちにいたときだって、テレビ欄以外は全く読まなかったな、あこがれの彼はニュース番組のキャスターだというのに。
ま、就活で苦労するがいいわ。

株価といえば。
中・長期ホルダーのワタクシ、今まで買った株式は2割上がったら売る、というマイルールでやってまいりました。
が。
東証一部銘柄しか買わないので、そうそう2割は上がらない、ということに苦節2年半にして気が付きました。
なので、先日から1割上がったら売る、に変えてみました。

あら、ちょっと気楽になったわ。
と、さっそく某株式を売ったら、月にならして3,600円ほどの儲け。
株主優待ももらったし、こうやって薄利多売でいけばいいんだわ、うんうん。
(多売は難しいけどな)


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映画「この世界の片隅に」

TSUTAYAオンラインで観ました。
広島生まれのすず。第2次世界大戦下、呉市に嫁いで、戦火が激しくなるなか明るく生きてゆく彼女だったが……というストーリー。

「火垂るの墓」よりもだいぶ救いがある内容でした。
すずが、ぼーっとした性格なので、悲惨さのなかにもほのぼのする話が随所に盛り込まれていました。
雑草を料理に使うシーンとか、ダンナとキスしているところを義両親に見られちゃうシーンとか、ふふっと笑えました。

しかし戦時中の人の命って、本当に紙一重。
空から機銃掃射されたときに立っていた位置。
2人で手をつないで歩いていて、右側にいたか左側にいたか。
原爆が落とされたとき、広島市にいたか、呉市にいたか。
そんな理不尽さがさらっと描かれていて、恐ろしさが際立ちます……生きるも死ぬも運次第かよ? って。

いい映画でしたが、方言には参った。
聞き取れないところがたくさんありました。
「ひよっこ」を見ている茨城県人以外のひとも、こんなふうにイラッとしているのかな? なんて思いました。


呪文のような品名ですこと

どうしても欲しい化粧品があって、渋々デパートの化粧品店へ行きました。
土曜日の夕方でしたが、込んでましたねぇ。
定価で化粧品を買うなんて、もったいないわー、ネットならどこかで安く売ってるっしょ、今回、合う色を探すために仕方なく来たけど、次からは、レフィルはネットで買うもんね、けっ。
と見えない敵と戦うあたし。

カウンターが満席で、売り場を2周してやっと着席。
欲しかったのは
「クレ・ド・ポー ボーテ レオスールデクラ」。
名前が覚えられんとです。

フェイスカラーですが、これをさっとひと刷けして、光のヴェールをまとうんだぜ。
落ちくぼんで老けて見える目元に、もっと光をっ。

ついでにオンブルクルールデュオでまぶたに彩りを、ライナーリキッドアンタンスでアイラインを際立たせ、ルージュエクラで唇はふっくら、してもらいました。
何が何やら。
でも微妙なニュアンスのある色彩、発色・ノリの良さ、付け心地、すべてが別世界。

BAさん、上品で優しかったよ。
くぼんだ目元を見て
「彫りが深いんですね。もしかしてハーフ、とか?」。
ふっ、物は言いようだね、それでも目当てのモノしか買わなかったけど。

そんで、サンプルをぎょーさんくれたのですが、コットンはシルクだわ、新発売のファンデは3万円(しかも税別)だわ、笑っちゃうよね。
最近はセザンヌのファンデ600円也を気に入って使っていたのに、どうしてくれるのよ。

売り場をあとにして、しみじみ思ったことがあります。
若い頃は、おブスがどんなに飾ってもすっぴん美人に敵わなかったけど。
オバサンは金かけてお手入ればっちりの人が一番きれいに見えるなぁって。
そんな結論て。


がっかり行進曲

中島たい子(筑摩書房)

 ぜんそく持ちの実花。小、中、高と病気とともに成長する彼女。ぜんそくのせいで諦めざるを得ないことも多かったけど、それでも、がっかりしながらも実花は生きてゆく……。

 これは共感できた。体調のせいで楽しい行事に参加できない自分、はいはい、こうなることはわかっていましたよ、という気持ちをまざまざと思い出した。
 あきらめ5割、あとは悲しみとくやしさと。それから自分がいなくても着々と進んでいく授業、学校というものに対する恐怖とか。

 あとは、自由人で美術的センスがあるのだが、ちょっと問題児の光樹くんの描き方もよかった。悪い子じゃないのになぁ、それじゃあクラスに馴染めないよねぇという男子、いるいる。
 残念だったのは教師の描き方。新鮮味ゼロ。重松清の読みすぎでは?
 それと誤字。3箇所は確実にあったな、まさにがっかり。
70点

映画「ダンケルク」

昨日、会社帰りに映画館で観てきました。
この手の映画は、やっぱり映画館かな? と思いまして。

第二次世界大戦時、ダンケルクに大勢の兵士が取り残された。彼らを救うべく、イギリス軍は総力戦で挑むが……というストーリー。

日本から見たら米英は敵国でしたが、映画を観てると、つい「イギリス頑張れ! ドイツに負けるな!」って思ってしまいますね。
みんな懸命に生きているんだもの……きっとドイツ側から撮った映画があったら、ドイツ頑張れになるのでしょうけど。

戦争映画にありがちな血しぶきブッシャーは、ほぼ無し。
でも水攻めが多くて、あっちの船もこっちのボートも、爆撃、銃撃されては沈んでいきます。
兵士が大勢乗っているのに、どんどん浸水して、水中でもがくシーンとか息苦しいったらありゃしない。
空軍の戦闘機も撃ち落とし、撃ち落とされで、誰が誰やら。
つかわざと勘違いさせるような撮り方してるよね? あうう、やられたー! あれ、違うじゃん! みたいな。

ラストも良かったです。
実話ってことで想像できるラストだと思いますが、でもネタバレなので控えますが、戦争ってこうならない場合もきっと多かったことでしょう。
それ考えると、戦争映画なんてその不毛さゆえ観てもしらけちゃうけどねえ。

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