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わが名はレッド

シェイマス・スミス(早川書房)

 孤児のレッドは、修道院(いわゆる孤児院)で育ち、やがて犯罪に手を染める。組織を操り、頭脳戦を勝ち残ってゆく彼。最終目的はいったい何なのか。

 レッドは、まず行動ありきで、その理由はなかなか明かされない。読んでるほうは疑問を抱きつつ、読み進めるしかない。でも謎が深ければ深いほど、それが解決されたときの快感は……言わずもがなであろう。
 また、レッドと対立する連続殺人犯「ピカソ」の存在も、ストーリーに起伏を与えている。

 ところで最終ページにあった一文は、事実であろうか。だとすると、この作品はとても悲しくて苦しい作品だと言えるかもしれない。
75点
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