カール・ハイアセン(理論社)
中学生のロイは、あるとき裸足で歩道を走る少年を見掛ける。少年は町外れにオープン予定の、有名なパンケーキハウスの建設計画を阻止するべく奔走していたのだった。
作者のハイアセンはミステリ作家だそうだが、このヤングアダルト向けの作品もハラハラドキドキが随所に散りばめられていて、その辺はお手の物なのだろう。
大人が子供にきりきり舞いさせられるという設定はありがちだが、それでも大人たちの間抜けぶりには笑えた。
子供どうしのいざこざも、本当に子供の目線で描かれていて、ロイの緊張やとまどいがよく伝わってきた。
75点
中学生のロイは、あるとき裸足で歩道を走る少年を見掛ける。少年は町外れにオープン予定の、有名なパンケーキハウスの建設計画を阻止するべく奔走していたのだった。
作者のハイアセンはミステリ作家だそうだが、このヤングアダルト向けの作品もハラハラドキドキが随所に散りばめられていて、その辺はお手の物なのだろう。
大人が子供にきりきり舞いさせられるという設定はありがちだが、それでも大人たちの間抜けぶりには笑えた。
子供どうしのいざこざも、本当に子供の目線で描かれていて、ロイの緊張やとまどいがよく伝わってきた。
75点
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