アガサ・クリスティ(早川書房)
物語の語り手である兄と、その妹、この二人が本当に生き生きと描かれている作品。筋自体は目新しさのない、平凡な印象の作品だが、兄の恋物語、田舎町の鬱陶しい人間関係などが、読ませる。
ひとつ気になったところは、妹がそばかすが出来たと嘆くシーン。「……そばかすって、何やら強情でしみったれみたいに見えて、いやね」。
がーん。私もあるんです、そばかす。そういうイメージなんだ……ちょっと凹んだ。
75点
物語の語り手である兄と、その妹、この二人が本当に生き生きと描かれている作品。筋自体は目新しさのない、平凡な印象の作品だが、兄の恋物語、田舎町の鬱陶しい人間関係などが、読ませる。
ひとつ気になったところは、妹がそばかすが出来たと嘆くシーン。「……そばかすって、何やら強情でしみったれみたいに見えて、いやね」。
がーん。私もあるんです、そばかす。そういうイメージなんだ……ちょっと凹んだ。
75点
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