村上龍(講談社)
落ちぶれた音楽プロデューサーの男が主人公。ふとしたことで、天才的な演技力を持つトラックドライバーのジュンコと出逢う。彼は彼女の映画が撮りたいと、痛切に願うようになる。
面白くないとは言わないが、人に勧められるような本ではない、作者の毒気に当てられるというか、それにとても読みにくい、こんなふうに句読点がヘンだし、誰かのセリフが長々といつ果てるとも知れないように続くし。
と、まねして書いてみたが、こういう文体って書く側は楽だ、ということに気付いた。
筆者はどうやら、美人、金持ち、権力者、あるいはセンスの良い人間しか認めていないようだ。いちいち「……ベンチに座ってホカ弁を食べるようなブスOL」なんて表現する必要はないと思うのだが。他にたとえようはないのか。
45点
落ちぶれた音楽プロデューサーの男が主人公。ふとしたことで、天才的な演技力を持つトラックドライバーのジュンコと出逢う。彼は彼女の映画が撮りたいと、痛切に願うようになる。
面白くないとは言わないが、人に勧められるような本ではない、作者の毒気に当てられるというか、それにとても読みにくい、こんなふうに句読点がヘンだし、誰かのセリフが長々といつ果てるとも知れないように続くし。
と、まねして書いてみたが、こういう文体って書く側は楽だ、ということに気付いた。
筆者はどうやら、美人、金持ち、権力者、あるいはセンスの良い人間しか認めていないようだ。いちいち「……ベンチに座ってホカ弁を食べるようなブスOL」なんて表現する必要はないと思うのだが。他にたとえようはないのか。
45点
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