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冷たい密室と博士たち

森博嗣(講談社)

 ある大学の研究施設で、殺人事件が起きる。現場は完全な密室。偶然現場に居合わせた犀川助教授と大学生の萌絵。彼女が事件の謎を解こうと必死になるのを、犀川は苦々しく思っていた。やがて次の事件が起こり、萌絵は生命の危機に晒されるが……。

 「すべてがFになる」を読んだときはかなり面食らったが、こちらの第二作のほうは、多少読み易くなったような気がした。登場人物たちの特異なキャラクターに慣れただけかもしれないが。
 密室の謎については(たぶん)完璧な説明がなされていたが、私のように理解できずとも悲観することはない、と思う。所詮、作家が都合のいいように作った世界なのだから(負け惜しみ)。
75点
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