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よしなしごとども 書きつくるなり
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藤田宜永(文藝春秋社)

 仕立て屋の主人、淳蔵。彼は昔、友人昌平の妻だった美保子に思いを寄せるも、彼女に裏切られる。
 二十数年ぶりに昌平が淳蔵を訪ねてやってくる。美保子は重い病に侵されているという。

 なんて平凡な、特徴のない文章であろうか。だが、引っ掛かりが無い分じわじわと心に染み入って、読了したときには上質な作品に触れたときに感じる心地よさに包まれた。
 ストーリーの中に数々の花が登場する。桜・レンギョウ・ヒトリシズカ……移ろいゆく花たちが彩りを添えている。
80点
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