藤野千夜(講談社)
高校生のトシヒコはホモで、同級生のリョウに密かに好意を寄せている。一方ヤマダもホモで、彼はホルモン注射を打ち、学校にもスカートをはいて来たりする。
私は同性愛には全く興味がないのだが、そういう嗜好を排斥する気はない。ただ、ヤマダよりはトシヒコのほうが好ましいとは思う。
もう一編の『午後の時間割』のほうがリアリティがあった。が、主人公が気持ちだけ六十四歳になるという設定が企画倒れで、活かされてない。
60点
高校生のトシヒコはホモで、同級生のリョウに密かに好意を寄せている。一方ヤマダもホモで、彼はホルモン注射を打ち、学校にもスカートをはいて来たりする。
私は同性愛には全く興味がないのだが、そういう嗜好を排斥する気はない。ただ、ヤマダよりはトシヒコのほうが好ましいとは思う。
もう一編の『午後の時間割』のほうがリアリティがあった。が、主人公が気持ちだけ六十四歳になるという設定が企画倒れで、活かされてない。
60点
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