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今夜、すべてのバーで

中島らも(講談社)

 アル中の主人公が肝硬変で入院するという話。患者たちはヘンな人ばっかりで笑える。でいろいろ笑わせておいて、最後に命について考えさせられる事件が起こる。
 崖っぷちで踏みとどまって生き長らえる人間、潮が引くように、しかも前触れもなく死んでいく人間。その差は何なのだろうか。生命力?この作品を読むと、そればかりではないように思えてくる。もっと抗いがたい、何らかの「力」が作用している気がする。
70点
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