大道珠貴(文藝春秋社)
三つの短編が収められている。
表題作の「裸」。
バーで働く「あたし」。店には伯母と従姉も一緒に勤めていた。あたしが幼い頃、父と深い関係にあった伯母。拒食症ぎみの従姉。当然二人を良く思わないあたしの母親。みんな好き勝手に生きている。あたしは嫌悪する気持ちと離れがたい気持ちの間で揺れ動く……。
読みづらい、というのが第一印象。博多弁には最後まで慣れることができなかった。
そして、どこかしら病んでいる登場人物たち。気分が悪くなるような表現の数々。こういう作品は苦手だ。
他の二編も負けず劣らず陰鬱だ。特に「ゆううつな苺」の楠子がひどい。中学生の分際で先生を誘惑するとは……腐っているとしか言いようがない。
45点
三つの短編が収められている。
表題作の「裸」。
バーで働く「あたし」。店には伯母と従姉も一緒に勤めていた。あたしが幼い頃、父と深い関係にあった伯母。拒食症ぎみの従姉。当然二人を良く思わないあたしの母親。みんな好き勝手に生きている。あたしは嫌悪する気持ちと離れがたい気持ちの間で揺れ動く……。
読みづらい、というのが第一印象。博多弁には最後まで慣れることができなかった。
そして、どこかしら病んでいる登場人物たち。気分が悪くなるような表現の数々。こういう作品は苦手だ。
他の二編も負けず劣らず陰鬱だ。特に「ゆううつな苺」の楠子がひどい。中学生の分際で先生を誘惑するとは……腐っているとしか言いようがない。
45点
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