高野和明(講談社)
前科者の八神は骨髄移植のドナーとなる予定だった。
手術の前日、友人の死体を発見した彼は、謎の男たちに付け回され、東京中を逃げるはめになる。
一方「グレイヴディッガー」なる殺人鬼が現れ、一夜のうちに何人もの犠牲者が出る。
八神を追うのは殺人鬼か、あるいは謎の集団か。そして彼は移植に間に合うのか。
八神の性格設定がコミカルで、面白かった。
だが二重、三重に追うものと追われる者が入れ替わるところなどは、分かりづらく、謎解きも中途半端だ。核心部分がうやむやで、肩透かしを食わされたような気になった。
75点
前科者の八神は骨髄移植のドナーとなる予定だった。
手術の前日、友人の死体を発見した彼は、謎の男たちに付け回され、東京中を逃げるはめになる。
一方「グレイヴディッガー」なる殺人鬼が現れ、一夜のうちに何人もの犠牲者が出る。
八神を追うのは殺人鬼か、あるいは謎の集団か。そして彼は移植に間に合うのか。
八神の性格設定がコミカルで、面白かった。
だが二重、三重に追うものと追われる者が入れ替わるところなどは、分かりづらく、謎解きも中途半端だ。核心部分がうやむやで、肩透かしを食わされたような気になった。
75点
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