末井昭(朝日出版社)
小学生のときに、母親をダイナマイト自殺で亡くした筆者。死について、自殺についてのエッセイ。
これは微妙だ。筆者は真面目な顔してふざけるタイプとみえて、さらりとひどいことを書く。まぁエッセイなので、何を書こうが勝手なのだが。
ひとまず筆者の人となりは置いておいて、数々の自殺に関するインタビューが興味深かった。
「秋田県の憂鬱」。自殺率(人口に占める自殺者の割合)が、常に上位の秋田県。
決定的な理由は謎だが、NHKの受信料の支払い率が高い秋田県、見栄っぱりな部分があるのでは? という考察にはうなってしまった。
あるいは青木ヶ原樹海について。作家で樹海を歩く仕事をしていた早野梓氏のインタビュー。
磁石が狂う、というのはヤラセであること。怪しい人には話し掛けて、相手が笑えばしめたもの、結局みんな迷っている……切ない話ではある。
寝る前に少しずつ読んだが、かなり夢見が悪かった。昼間、読むべき本かもしれない。
これは微妙だ。筆者は真面目な顔してふざけるタイプとみえて、さらりとひどいことを書く。まぁエッセイなので、何を書こうが勝手なのだが。
ひとまず筆者の人となりは置いておいて、数々の自殺に関するインタビューが興味深かった。
「秋田県の憂鬱」。自殺率(人口に占める自殺者の割合)が、常に上位の秋田県。
決定的な理由は謎だが、NHKの受信料の支払い率が高い秋田県、見栄っぱりな部分があるのでは? という考察にはうなってしまった。
あるいは青木ヶ原樹海について。作家で樹海を歩く仕事をしていた早野梓氏のインタビュー。
磁石が狂う、というのはヤラセであること。怪しい人には話し掛けて、相手が笑えばしめたもの、結局みんな迷っている……切ない話ではある。
寝る前に少しずつ読んだが、かなり夢見が悪かった。昼間、読むべき本かもしれない。
45点
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