忍者ブログ

結局だらだら書いてるし

読書の感想、これからは備忘録としてさらっと書きたいと思った61歳・冬。
考えをまとめるのがなかなかハードになってきちゃったわ、これも老化なのかしら。しくしく。

というわけで庄野順三・著「夕べの雲」(講談社文芸文庫)。
あーもうこういうの好き。好きすぎて、毎日ちびちび読みました。
大浦と細君(この呼び方もいい)、三人の子どもたちが丘の上の家に引っ越してくるところから物語が始まります。
吹きっさらしだから、風よけの木が要るよねってことであれこれ樹木を選んだり。
ムカデが出没して家族みんなが難儀したり。
梨の季節には長男の安雄くんが学校帰りに梨を買ってくるように母親に頼まれたり。
昭和な生活が生き生きと描かれていました。
特別なことは何も起きないけど、だからこそ退屈させずに読ませる筆力が半端ないっ。

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

[06/16 まきまき]
[06/16 ぴーの]
[06/10 まきまき]
[06/10 もか]
[06/09 まきまき]

プロフィール

HN:
まきまき
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析