佐江衆一(新潮社)
読んでいるほうもため息が漏れるような作品。老人がもっと老人を介護する話なのだが、悲惨としか言いようがない。
夫は自分の親の面倒を妻に看てもらうのが気がひけて離婚を切り出す。しかし妻は「あなたは卑怯よ」と応える。妻にして見れば「誰が離婚したいって言った?そんなこと言っている暇があるなら、ばーちゃんのおむつ取り換えてみろってんだ!」と思う訳です。
長生きしてすみません、と思わせる世の中は、やはりどこか間違っていると思う。私も長生きする予定なので早くなんとかして欲しいものだ。
75点
読んでいるほうもため息が漏れるような作品。老人がもっと老人を介護する話なのだが、悲惨としか言いようがない。
夫は自分の親の面倒を妻に看てもらうのが気がひけて離婚を切り出す。しかし妻は「あなたは卑怯よ」と応える。妻にして見れば「誰が離婚したいって言った?そんなこと言っている暇があるなら、ばーちゃんのおむつ取り換えてみろってんだ!」と思う訳です。
長生きしてすみません、と思わせる世の中は、やはりどこか間違っていると思う。私も長生きする予定なので早くなんとかして欲しいものだ。
75点
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