京極夏彦(集英社)
世に名高きベストセラーの数々を「すべてがデブになる」にしちゃったのが本書。
米俵のようにミトコンドリアが太っているという「パラサイト・デブ」。
死人になってなぜか太り出した男たちの、悲哀を描いた「脂鬼」。
などなど、タイトルからして人を喰っている。
遊び心満載で、特に各タイトルページの裏にある、ホンモノの作家に宛てた一文は、冗談なのか本気なのかよく分からないが、とにかく面白い。
また、最後に収録されている「ウロボロスの基礎代謝」は、夢の中で夢を見ているような設定で、頭がよじれそうだった。
80点
世に名高きベストセラーの数々を「すべてがデブになる」にしちゃったのが本書。
米俵のようにミトコンドリアが太っているという「パラサイト・デブ」。
死人になってなぜか太り出した男たちの、悲哀を描いた「脂鬼」。
などなど、タイトルからして人を喰っている。
遊び心満載で、特に各タイトルページの裏にある、ホンモノの作家に宛てた一文は、冗談なのか本気なのかよく分からないが、とにかく面白い。
また、最後に収録されている「ウロボロスの基礎代謝」は、夢の中で夢を見ているような設定で、頭がよじれそうだった。
80点
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