川上弘美(講談社)
短編集。「森」が印象深かった。
法事で実家に戻った「私」は、幼なじみの祐一に25年ぶりで再会する。50歳になった二人の、淡い、つかの間の恋を描く。
たまに自分が50歳になったときのことを考える。きっと誰かを好きになったりはもうしないのだろうな、と思う。でもこの小説を読んで、50歳の恋もいいな、と思い直した。
二人のこなれた雰囲気、残っている若さを、静かに確かめ合えるような関係が、そう思わせてくれた。
退屈な短編もあったが、全体としては、ちびちび少しずつ楽しんで読むことができた。
70点
短編集。「森」が印象深かった。
法事で実家に戻った「私」は、幼なじみの祐一に25年ぶりで再会する。50歳になった二人の、淡い、つかの間の恋を描く。
たまに自分が50歳になったときのことを考える。きっと誰かを好きになったりはもうしないのだろうな、と思う。でもこの小説を読んで、50歳の恋もいいな、と思い直した。
二人のこなれた雰囲気、残っている若さを、静かに確かめ合えるような関係が、そう思わせてくれた。
退屈な短編もあったが、全体としては、ちびちび少しずつ楽しんで読むことができた。
70点
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