川上弘美(スイッチ・パブリッシング)
ある「町」をめぐる、26の小さな物語。
やっぱり新刊が出ると買ってしまうんだな、川上弘美。
そんな作家は彼女だけなので、その習慣(?)を止めてしまうと私の読書人生も終わってしまうんじゃないかという恐怖があったり、なかったり。
さて本作。
途中まで、「町」に暮らす人々を順不同に描いているだけかと思ったが、何度も登場する人がいたりして、そのキャラクターを覚えつつ読んだほうがいいのだな、と理解した。
特に「かなえちゃん」は子ども時代から大人になってからのことまで書かれていて、こんな子がこんな大人に……なりそうなりそう、と面白く読んだ。
80点
ある「町」をめぐる、26の小さな物語。
やっぱり新刊が出ると買ってしまうんだな、川上弘美。
そんな作家は彼女だけなので、その習慣(?)を止めてしまうと私の読書人生も終わってしまうんじゃないかという恐怖があったり、なかったり。
さて本作。
途中まで、「町」に暮らす人々を順不同に描いているだけかと思ったが、何度も登場する人がいたりして、そのキャラクターを覚えつつ読んだほうがいいのだな、と理解した。
特に「かなえちゃん」は子ども時代から大人になってからのことまで書かれていて、こんな子がこんな大人に……なりそうなりそう、と面白く読んだ。
80点
PR
この記事にコメントする