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ドミノ

恩田陸(角川書店)

 その日、多くの人間が東京駅に来ていた。俳句のオフ会の待ち合わせをしてる老人あり。会社で配るお菓子を買いに来た、保険会社のOLあり。オーディションの帰りに、たまたま立ち寄った子役の卵あり。
 そんな人々の運命が、重なり合いもつれあい、東京駅は次第に混乱のるつぼと化してゆく。

 群像劇というよりはドタバタ劇か。でも恩田氏を見直すほど面白かった。謎めいた「MAZE」などよりよっぽど好きになれた。
 ただ、フォントをいじるのは止めて欲しい。素人の作家じゃあるまいし。
75点
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