忍者ブログ

小川洋子の偏愛短編箱

小川洋子(河出書房新社)
 
 小川氏が選んだ、小川氏が偏愛する16の短編。
 僭越ながら、とても小川氏らしい16個だな、と思った。どこか奇妙な感じ、危うい感じの短編が多い。それはすなわち、小川氏がよく書かれる小説に通じるものがある。
 各作品のあとにある短評も良かった。彼女ほどの作家でも、武田百合子に「……を描いて欲しい」と想い、森茉莉の小説の一行は「宝石のようだ」と感嘆する。そこに驚いた。
75点
 
PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

[06/16 まきまき]
[06/16 ぴーの]
[06/10 まきまき]
[06/10 もか]
[06/09 まきまき]

プロフィール

HN:
まきまき
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析