小川未明(新潮社)
25の童話が収められている。説教くさい話は少なくて、淡々と出来事を書き綴った作品が多い。
有名な陶器師が、殿様のために薄くて軽い茶碗をこしらえるが、その使い心地は……「殿さまの茶わん」。
飴チョコの箱に描かれた天使が、工場から出荷されて、いろいろな旅をする……「飴チョコの天使」。
などなど、懐かしいような、物悲しいようなストーリーは、大人でも楽しめると思う。
それから、いわゆる「モノ」を擬人化している作品がいくつかあったが、そのような視点で描かれる世界もまた面白かった。
60点
25の童話が収められている。説教くさい話は少なくて、淡々と出来事を書き綴った作品が多い。
有名な陶器師が、殿様のために薄くて軽い茶碗をこしらえるが、その使い心地は……「殿さまの茶わん」。
飴チョコの箱に描かれた天使が、工場から出荷されて、いろいろな旅をする……「飴チョコの天使」。
などなど、懐かしいような、物悲しいようなストーリーは、大人でも楽しめると思う。
それから、いわゆる「モノ」を擬人化している作品がいくつかあったが、そのような視点で描かれる世界もまた面白かった。
60点
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