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映画「月」

YouTubeで見ました。
相模原で起きた障碍者施設での大量殺人の話です。

洋子(宮沢りえ)は小説家だったがスランプに陥り、仕方なく障碍者施設で働き始める。
職員の陽子(二階堂ふみ)は虚言癖があるが、小説家志望で洋子に気さくに話し掛けてくる。
さとくん(磯村勇斗)は入所者に優しく接するが、周囲からは疎まれる存在だった。報われない仕事に、さとくんの心は次第に壊れてゆく……。

いろいろなホラー映画、残虐なシーンも見てきましたが、これが史上最悪でした。
だって本当にあった事件だもの。
30分見ては中断、を繰り返してやっと最後まで見ました。

洋子は以前、息子(障碍児)を3歳の時に病気で亡くしているのです。
そして今、予期せぬ妊娠をしている。年齢的にも出生前診断を受けたほうがいいのか? と悩んでいたのです。
で、さとくんのとんでもない「計画」を聞かされて、あなたは絶対間違っていると反論するのですが。
彼が問い詰めるのです。
生まれてくる子が障碍児だったら? 心から喜べる? ここの入所者を一度でも気持ち悪いと思ったことはない? 臭いと思ったことは? 会話もできない人は人なのか? 彼らに心はあるのか?
言葉に詰まる洋子……でも間違ってる!! と言い続ける洋子。

もう頭ぐちゃぐちゃになりました。
中学生のとき、重度の障碍者施設にボランティアに行くという学校行事があったのです。
言葉では言い表せない衝撃を受けました。
映画に出てくるような暴力的な入所者などは見ませんでしたが、それでも職員のかたのご苦労は察するに余りあります。
だからって虐待や監禁は許されるはずはありません……じゃあどうしたら? という重い問いがずっと頭ん中を回ってます。
ふぃぃ。

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