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よしなしごとども 書きつくるなり
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娘の期末テスト、答案が続々と返されているわけですが。
 
悲惨。
 
いや、点数しか分からないので、平均点からどれくらい離れてるのか定かではありませんが、それにしても。
「大坂府」とか。
「能本県」とか。
「庸」と「調」の説明がテレコになってたりとか。
アナタ、受験のとき覚えたよね? どうしちゃったんだ? という珍解答が続出。
 
まぁテスト直前の休みにコンサート行っちゃったりしたしな、勉強時間は足りなかったかもね。
でも、じゃあ、普段の授業で覚えたことはどこへ消えた?
ちゃんと授業を聞いていれば、試験前の勉強なんて、要らないとも言えるよね?
と娘に問うと、
「授業が分からない」。
 
えー?
「地理とか歴史は、つまらな過ぎてどーーーやっても頭に入って来ない。代数とかは先生がささっと説明して、問題集にある問題を順番に解かされるんだよ。自分は何番の問題が当たるか数えて、必死に解いてみるんだけど、間違ってて。この前なんか、10問中、間違ったのはウチだけで、もう……(あとは涙で言葉にならず)」。
 
地理・歴史は相性があるからね……母もつまらな過ぎて、のクチだったよ。
とりあえず歴史のほうは流れってものがあるんだから、自分なりのマインドマップを作ってみたら? と提案。
 
代数は、ちょっと問題集とやらを見せてもらい、一緒に勉強。
同類項をまとめる、という問題でした。
すると娘が
「5aと3a2(二乗)は、どうしてまとめられないの? 同じaなのに」
「ここに解説があるじゃん。累乗の指数まで同じでないと同類項ではないって」
「えーなんでぇ?」
「なんでじゃなくて、そういうものなの」
「納得できない」。
 
ははーん。こうやって引っ掛かるんだね、この子は。
不必要な「なんで?」が頭の中を駆け巡っているうちに、授業は進んでしまう、と。
 
「あのさぁ、公式とか文法とかに『なんで?』は要らないんだよ。『そうなんだ』と思って進むしかないんだよ」
と言っておきました。
後々証明問題とかで『なんで』が出てくるけど、それはまた別の話。
 
しかしながら。
これは夏休み(成績不振者は補習の嵐)が思いやられるわ。
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