忍者ブログ

二度寝とは、遠くにありて想うもの

津村記久子(講談社)

エッセイ集。とても面白かった。
短い文章に、思わず考え込んでしまうような深い内容が詰まっている。

筆者は会社で上司からパワハラを受けた。そこから逃げた(退職か異動かは不明)が、上司は逃げられるとわかると激怒していた。
このとき、上司のほうが筆者を必要としていた、もはや依存していたと彼女は言う。
こういう体質の人は何があっても満足できない。不愉快を察知するアンテナを立ち上げて、気に入らないことを受信し続けるという。それこそが、不幸だと。
自戒を込めて書くが、他人に当たってばかりいる人は、だいたいこういう思考回路になっている気がした。

いろいろな展覧会に出向いた感想、「素人展覧会(第一期)」も愉快だった。
作品名で検索して「ああ、これを見てこう思ったんだ!」と共有できることがうれしかった。
さらにうれしさ倍増なのがミュージアムショップの品揃えに言及しているところ。ミュージアムショップって私も大好きなのだ。
手当り次第買いたくなるのをぐっとこらえるのも醍醐味である。
95点

PR

金に糸目は、つ、つ、つけない

ゴールデンなウィーク、いかがお過ごしでしょうか。

先日ココに書いたピノの話、実は全然ダメダメなのです。
血尿から食欲もなくなり、また慌てて病院へ行ったら今度はレントゲンを撮られまして。
そしたら膀胱に結石があることがわかりました。
うさぎ界ではよくあることらしいですが、小さい身体に1cmほどの石、そりゃあ具合も悪くなるって。
そこから1日おきに病院で注射ざんまい。
尿の出をよくして、膀胱にある菌を出す作戦です。
家では胃腸の働きをよくする内服薬も飲ませています。
犬や猫なら手術するのですが、うさぎは麻酔するのも危険だし、対処療法でしのぐしかないそう。
だんだんに注射の量を減らしましょうとは言われましたが、1回3,000~4,000円かかります。
病院へ行くのもひと仕事だし……これ、私が仕事してたら無理でしたわ。
ふぃー。
**************************

ステイホームってことで、ダンナと庭の改造に取り組みました。
ウッドデッキが腐食してきていたため、長さを半分に切って、縁側よりは広いかな? 程度に。
載せていたバラのプランターの置き場所が半減したため、4株ほど庭に地植えにしました。
こんな時期に移植したくなかったけど、仕方あるまい。
ちゃんと根付いてくれるといいな。

映画「罪の声」

Amazon Primeで見ました。
原作を読んでいたので、けっこう期待がふくらんでいましたが、うまく映像化されていました。

グリコ・森永(劇中ではギンガ・萬堂)事件で、脅迫に使われた子どもの声。
その声の主と新聞記者が、事件から30年以上が経った今、真相に迫ってゆくというストーリー。
記者は小栗旬でしたが、こんなに演技がうまかったっけ? ってほど上手でした。
自然で力みがなくてよかった(上から
声の主は現在、テーラーで仕立て屋をしている設定ですが、星野源が演じています。
こっちも上手。
怒っているシーンでは黒目が小さくなって、悲しんだり笑ったりすると大きくなるの、え、そんなことある? とそこに目が釘付けになりました。

あんまり書くとネタバレですが、事件の動機のひとつとして「腐った警察、許すまじ」というものがあるのです。
人生を狂わされたら、そりゃあ許せないって思うでしょうけど、腐った人は一部であって警察全部が腐っているわけじゃないからねぇ。
それは違うよね、って劇中でも言われてましたが、それなーと思いましたです。
腐った人が統治している某国は許せん! と思ってもそこに原爆を落としていいかってーと違うもんね。

元気は元気だが

ウチのピノ氏、先日から血尿が出ております。
ググったらうさぎにも膀胱炎とかあるらしい。
動物病院へ連絡するも
「尿は取ってありますか?」
「はい! ティッシュで拭いたので、それがあります!」
「液体の状態で持ってきてもらわないと検査できないですね」。

それはググっても出てこなかったよ……つかどうやって採るのよ、と思って聞いてみたらスポイトで、と。
なのでホームセンターでスポイトを買ってきて、翌日には無事に採取して、また動物病院に電話しました。
そしたらすぐ来て、というので連れて行きました。
検査の結果はやはり膀胱炎でしょうってことで、抗生剤(液体)をもらって帰ってきました。

飲み薬ね、朝晩2回ね、一週間ね、一回絶望しとこうか、うん。
はい、あーんしてーで飲むなら苦労はないさ、押さえつけて口の横からシリンジを突っ込んでやるしかないのよ。
そらもう大暴れさ。
ダンナが抱っこして押さえる係をしましたが、腕を引っ掛かれて何箇所も血がにじむ始末。
1歩あるいたら差し出された餌さえ忘れるアホのくせに、服薬の嫌さは覚えているらしく、いつまでもお尻をこっちに向けて「オレ怒ってるから!!!!」アピがすごいんじゃ。

あーあ。
また1週間後に病院です。


映画「ハチミツとクローバー」

Netflixでみました。
主演は櫻井くん、舞台は美大です。
竹本(櫻井翔)は美大に通うごく普通の大学生。はぐみ(蒼井優)に惹かれるが、才能あふれる彼女に臆することが多い。
いっぽう彼らの先輩である森田(伊勢谷友介)は天才肌の変人で、学内では傍若無人にふるまう。
はぐみと森田はお互いの才能を認め合って惹かれるが、極度の人見知りであるはぐみは、森田の真意をはかりかねて、時に傷つくのだった……。

アイドル映画かと思って(!)期待せずに見たのですが、なかなか面白かったです。
ほとんどの人は櫻井くん側(凡人)なわけで、天才オーラを巻き散らす人なんて滅多にいないわけで、自分の存在っていったい、と天に問いたくなりますよね。
そういうがっかり感がうまく描かれていたと思います。
がっかり、かーらーのー諦観っていうか、それでも僕は遠くからでも君をみてるよ、的な? なんだそれ。

対する天才2名の描き方は型通りだったかな。
いや、天才にじかに会ったことがないので分からないですが、こんな特殊な性格の人ばっかりじゃないですよね、たぶん。
まあ普通の性格だと絵にならないんでしょうけど。

美術品の価値って誰が決めるのか? という点も興味深かったです。
映画はフィクションですが、見抜ける人たちは「前のほうがよかった」「俺だってそう思う」と言っていて、見抜けない人たちが500万円という値段を付ける。
500万円の価値があるのかどうかは市場が決める。
ね、不思議な話ですわ。


カレンダー

06 2026/07 08
S M T W T F S
1 3 4
5 7 8 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

[06/14 まきまき]
[06/14 もか]
[06/06 まきまき]
[06/04 ぴーの]
[05/14 まきまき]

最新記事

プロフィール

HN:
まきまき
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析